13話 ページ17
Aside
救護室から自室へ来たのは良いけど、部屋に居た神威が居なかった
「あれ、帰ったのか」
此処に居ると思ってたんだけどな
取り敢えずシーツ洗わないと
「よっと。」
洗濯室に行こう、今日は動いてばっかりだ
洗濯機の中にシーツや何やら入れていく
洗濯機を起動させ、洗濯機の横にある椅子に座る
「はぁー…疲れたな」
いつも以上に。
まだご飯の時間まであるしなぁ
これ終わったら何しよう、阿伏兎の仕事でも手伝おうか。いつも阿伏兎は神威にこき使われまくってるから、そろそろ働き過ぎて死んじゃうんじゃ無いかと心配だからね
うん、そうしようか。阿伏兎に死なれたら色々と困るし
それにしても今日の神威は何だか可笑しかったな…
何かあったのかな?そんなに考え込む人じゃ無いと思うし、明日にはもう直ってると思うけど
「お前さんらほんとに付き合ってねェのか?」
急に頭に過ぎった阿伏兎の言葉
何でだろ、て言うかほんとに付き合って無いし
神威のことは勿論好きだけど、そういう好きでは無い…と思うし。そもそも好きっていう感情があまり分からない、信頼してるとか?相手のことをよく知っているとか?
うーん…分からない。
でも確実に神威は “ そういう対象 ” じゃ無いって事だけは確かだ…よね?
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時