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さんじゅういちわ。 ページ33

及川side



及「ボイスレコーダー...?」


研「そう...






これを聴けば全てがわかるよ...」


と言い、孤爪くんは再生ボタンを押した。



《あんたっ...》


《ただ、「交渉」しただけだょぉ?》


及「交渉...?」


研「ちょっと早送りするね」


ザザザー


《カッターキャーでもするつもり...?》


《はんぶんせぃかぃ、はんぶんふせぃかぃかな?


これはね...》


グサッ


《こぅするんだょ?》


「「「!!!!」」」


《うぁっ...ぐっ.....っは...........っ...》


ドンッ


ぶつかるような音がした。


《っえ...》


ガツン


この時に頭を打ったのだろうか。


《...っあ...がっ......は...》



Aちゃんの苦しむ声が嫌でも耳に入る。



《ふふっ...》


ザッザッ









《A!!!


おい!A!!起きろよ!!!》


《...はっ...なんで...?.....いやだ...》



ぼっくんと赤葦くんの声だ。



《...!木兎...赤葦!!落ち着け!

誰でもいい、足の速い奴!!

監督呼んでこい!!


...そうだ、》


ここで途切れた。



黒「ーーーこれが、あの時起こっていた事だ。」



もう言い逃れはできない。



中「こんなのちがぃますぅ!!!


ゎたしがさされかけたんですょ!!


そぅ、それでてぃこうしたらAちゃんをさしちゃって...」



及「さっきと言ってること、違うよね?」



黒尾くんは反省する素振りを見せない中山に、

ギリッと唇をかんだ。



黒「証拠も揃ってんのにまだそんなこと言ってんのか?」


中「...!そんな、穂乃香はただ...」



岩「頭まで打って、傷が残ったらどうするんだ?」



中「私はただ!あいつが邪魔で!


なんであいつなんかが愛されてるんですか!?


黒尾さんや孤爪さんだってなんであいつの肩持ってたんですか!?」


開き直った...



黒「俺らはAが中学の時に知り合ったんだ。




木兎...梟谷の主将繋がりでな。」


なんでその人繋がりで?って顔をしてたので、



及「君...Aちゃんの苗字知ってる?


木兎だよ。」


と言った。


中「木兎...?




あいつは、あの人の妹だったんですか...?」



え...やっぱり知らなかったの?


黒「そうだ。

あぁ、お前は入部の自己紹介のとき遅れて来てたし、知らないのも無理はないな」






中「っ、私は悪くないですから!」



黒「あっ、おい!!!」



中山さんは走ってどこかへ行ってしまった。

さんじゅうにわ。→←さんじゅうわ。



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オフトゥン - いつの間にか目の前が霞んでました...とても面白かったです! (2020年5月7日 19時) (レス) id: 1ed80ac0bf (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - hikariさん» ごめんなさい!修正しておきます。報告していただき、ありがとうございました! (2019年10月28日 17時) (レス) id: 40a00401ba (このIDを非表示/違反報告)
hikari(プロフ) - さんじゅうよんわの木兎さんの(名前)ではなく、名前ってなってます。 (2019年10月28日 9時) (レス) id: 9040efc7f3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - まっつんエロい@紀和さん» はい!学生です〜!!応援ありがとうございます!これからも頑張らせて頂きます!! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 40a00401ba (このIDを非表示/違反報告)
まっつんエロい@紀和(プロフ) - 作者さんは学生さんですか?学生さんでしたら大変ですけど頑張って下さい! (2019年10月22日 21時) (レス) id: 8195451271 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごミルク | 作成日時:2019年9月9日 19時

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