206 - 本編 ページ46
【渋谷事変4】 私だって
*
虎杖
「ナナミーン!!」
「ナ・ナ・ミン!!」
「ナ・ナ・ミン!!」
伏黒
「おい、おいって。」
虎杖
「ナナナナナナミン!!」
大きな声で叫び続ける悠仁は、背後にいる私達に気づいてないようだ。
一向に気づかない悠仁の頭を恵がべしっと叩いた。
虎杖
「伏黒!!A!!ナナミン!!ん誰!?」
伏黒
「ナナミンってマジで七海さんの事だったんだな。」
七海
「………。」
悠仁から聞いていたら私にあまり衝撃がなかったけど、改めて聞くと建人さんにナナミンって中々シュールだ。
A
「…悠仁、悟は?」
メカ丸
「それは俺から話そう。」
A
「…誰。」
メカ丸
「京都校のメカ丸ダ。」
A
「なんでアンタが?」
メカ丸
「詳しい事は後で話ス。」
「今は五条悟の現状についてダ。」
*
七海
「一級でしか通らない申請がいくつかある。」
「外に出て伊地知君と全てを済ませて来ます。」
「その間に術師を入れない帳を解いて欲しい。」
「猪野君。」
「日下部さん達もこの帳内にいるハズです。」
「合流出来たら現状を伝えて協力を仰いで下さい。」
猪野
「了解!!」
七海
「それから、2人を頼みます。」
猪野
「…はい!!」
七海
「Aさんもーーー
A
「私は行かない。」
「建人さんに着いて行く。」
七海
「駄目です。」
「貴方には危険過ぎる。」
A
「危険でも行く。」
「悟を助けたい。」
「あの人がいなくなったら私は…。」
何にも残らない。
全てが崩れ去る。
それ程までに悟の存在は私の中で大きい。
A
「…私だって戦えます。」
もう二度と大切な人を失いたくはない。
その為なら私は、なんだってする。
七海
「…では、私から絶対に離れないで下さい。」
「それが同行するにあたっての条件です。」
A
「わかった。」
伏黒
「…A、気を付けろよ。」
A
「…うん。」
*
いざ。
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mito(プロフ) - みるたそさん» 確かに本誌辛いですよね…。 (2021年3月9日 17時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - mitoさん» お風呂ネタ意外と好きなんですよ〜苦笑自分は変態かっ!本誌が辛いのでmitoさんの小説で癒されています!^ ^ (2021年3月9日 17時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» お風呂いいですね!思いつきませんでした!書いてみます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - リクで、一緒にお風呂に入ると駄々をこねまくる五条さんと夢主が一緒にお風呂に入り、湯船に浸かっている時に首を甘噛みして甘えて来た五条さんに仕返ししてじゃれあったり、体を洗いっこするまで出ないという五条さんを渋々許したりする甘々が見たいです^ ^ (2021年3月4日 22時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» 全然大丈夫です!!むしろそう言って貰えて嬉しいです!! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mito | 作成日時:2021年2月25日 16時