実は土方十四郎の妹です。

第四番隊隊長 ページ12

ASaid


山崎)Aちゃーん！隊服届いたからこっちに来てー！

A｢はーい！今行きまーす｣

部屋に荷物を片付け終わったとき、山崎さんに呼ばれた。

ちなみに部屋には私1人だ。

流石に総悟には出てってもらった。

女子の荷物だ。まぁ…な…？？

総悟とは名前で呼び合う事になった。

聞いたら総悟は18だそうだ。

それなりの年の差があった。

私の方が年下。

顔が幼いからここまで差があるとは分からなかった

A｢よし…行くか｣

襖を閉めて山崎さんのいる所へ向かった。

外を見ながら歩いた。

太陽がギラギラ光っている。

暑い。着物が暑い。死にそうだ…。

実を言うと私は着物があまり好きではない。

従者達が厳しかったから無理矢理着せられているだけで本当は今すぐにでも脱ぎたいぐらいだ。

だから、隊服が着れることが少し楽しみなのだ。

着物の様に苦しくないだろう。

ーーそうしているあいだに着いた。

A｢失礼します｣

中には山崎さんと局長、総悟と兄さんがいた。

他の人達は仕事に出ているらしい。

兄さんは非番になったらしい。

沖田)迷わずこれたんだねィ。えらいえらい。

A｢なんだその馬鹿にしたような感じは｣

沖田)誰もAのことなんざ馬鹿にしてねぇやィ。

A｢いや、しただろ｣

私と総悟が言い合っていると…

近藤)え！！もう仲良くなったの！？はやいなー！

土方)おい、総悟テメー！何名前で呼びあってんだ！

沖田)そうでさァ。どうしたんでェ？まさか嫉妬ですかィ？

土方)あ゛んだとオラァ！！！

山崎)ちょ、ふくちょー！沖田隊長！落ち着いてください！

((わー！わー！ドンガラガッシャン！！))

ぼーっと喧嘩を鑑賞していたら…

A｢あ、これか｣

自分の隊服を発見した。

山崎)あ！それ！Aちゃんの隊服だよ！！やっぱり男用のしかなくて…とりあえずAちゃんに合うサイズを選んできたんだけど…とりあえず着てみてくれないかな？

A｢はーい。わかりやしたァ｣

沖田)それ、俺の真似ですかィ？？

喧嘩途中の総悟が問う。

A｢さぁ、どうでしょう｣

土方)よそ見とはいい度胸だなぁ！総悟！！

沖田)えびのまねー！

土方)うぉぉぉっっ？！？！

あーあ、兄さん頭いたそう…

隣の部屋に行って隊服に着替えた。

服を広げてよく見る。

兄さんや総悟達が来ているのとまるっきり一緒だ。

違うのといえば隊長や副長、局長が付けるスカーフ

それと…

ちょー短い短パン…

隊服事件→←沖田の気持ち

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