21話 ページ23
それからしばらくして、監督さんがやって来て、朝練が始まった。
『…あの武内監督。話があるんですけど』
武内「なんだ」
『私を選手として入部させてください。実力が知りたいなら黄瀬くんなり、スタメンメンバーと1戦やらせてください。お願いします』
武内「…わかった。黄瀬」
黄瀬「はい!」
武内「少しこいつの相手して貰っていいか」
黄瀬「!?咲楽っち…」
『何も聞かないで。ただ相手してくれるだけでいい』
黄瀬「…分かったっス」
しばらくして…
男1「おいおい、黄瀬と女が勝負するらしいぞ」
男2「キセキの世代と呼ばれてる黄瀬相手とか、負けるにきまってるだろ」
笠松「いや、あいつはただの女子じゃねぇ。見てればわかる」
森山「Aちゃん…」
小さいコート1つを借りた私たち。隣のコートにはバスケ部のみんなが対決を見守っている。
黄瀬「随分注目されちゃってるっスね」
『これくらいが丁度いいよ。海常の方に見せれるチャンスだし。…じゃあやろうか』
黄瀬「わかったっス。この間のリベンジ果たさせてもらうっスよ」
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時