検索窓
今日:52 hit、昨日:6 hit、合計:4,489 hit

2話 ページ3

『え!?あ、えと、その…』


男2「もしかして、黄瀬目当ての子?ごめんなー、監督からそういうの厳しく言われてんのよね」

男1「悪いことはしないから、ちょっとお話ししようよ」

『いや!やめてください!』


ここで大声出したら、涼くんに…ううん。森山さんにバレ…


「お前ら、何してんだ」

『ふぇ?あ、森山…センパイ』


私の後ろに、さっきまで練習していたはずの森山さんが立っていた。


男1「も、森山さん!こ、これは…」

森山「お前ら、女の子には優しくしろとあれほど言っただろう。君、大丈夫か?」


あれ?気づかれて…ない?


『あ、はい。大丈夫です。ありがとうございます』

森山「悪いな、うちの連中女の子苦手なヤツ多いから」

『そ、そうなんですね…転校してきたばかりでよく分かってなくて…』


森山「なるほど、どおりで見たことない…ん?いや、どこかで会っているような…」

『こ、校内歩いていればすれ違ったりすると思いますし…』


か、顔さえ見られなきゃ行けるはz…


『!!!!????』


俯いていた私に、森山さんは顎クイするように無理やり顔を上に向かせた。


森山「Aちゃん…?」

『あ、あはは…お久しぶりです…』

ば、バレた…

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。