17話 ページ19
とりあえず目を閉じようと目を閉じた時だった。
森山「あの時、あの瞬間Aに出会えてよかった。こんなに幸せなのは、Aのおかげだ」
パッと後ろを振り向く。
『わ、私も幸せです…みんなのこと、森山さんのことを知っていて。こんなことになるとは思っていなかったし、夢が叶うなんて…』
森山「これこそ、“運命”だと思う」
『確かに、運命ですね。きっと神様が巡り合わせてくれたんです』
私が【黒子のバスケ】を知らなかったら、また別の世界線になっていたかもしれない。そう考えると少し得した気分になった。
森山「Aじゃなかったらこんなことになってなかったと思う。本当にAでよかった」
『い、言い過ぎですよ…』
森山「でも、Aだってオレで良かっただろう?」
『うぐ…ま、まぁ、そうですけど…』
森山「なら、お互い得してるじゃないか」
『そうですね…』
森山さんの言う通りです…( ´・ω・`)
森山「明日も早いし、こんなことをするのもあれだが…」
森山さんはそう言うと、ギュッと私を抱きしめた。
『ふ、ふぇぇ!?』
森山「お、驚かせてしまったか?こうした方がAも安心するかなと思ったんだが…」
『いや、あの、その…』
森山「嫌なら離れても…」
『嫌、ではない…です。その、嬉しい…です///』
森山「ならよかった」
やばいやばい、めっちゃ至近距離なんだが!!!!???今心臓の音聞かれたらやばいんだが!!!????
森山「なんだか、恥ずかしいな」
『こ、こんなことするからですよ』
森山「でも、嫌じゃないんだろう?」
『はひ…』
語彙力低下しますわ、こんなの。
森山「おやすみ、A」
『はひ…』
これ絶対眠れ…
『スー…』
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時