【A3!】光の指す方へ第２幕 (ページ23)

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△６５「壊れる関係」ページ23

△６５

「今、全然お金がなくて………」

ふと、そんな話になって、ぽろっと言ったことに対して、彼は「任せて」と言ってくれた。

そこで出会ったのが………

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晴翔「という訳なんです。」

「何でもやります……」

レニ「わかった。うちで雇ってやろう。

しかし、これまでもこれからも雇うのはキミだけだ。
他の人にここで働いていることは言わないこと。
また団員には会わないようにしなさい。」

ということで、私はGOD座の雑務を任されるようになった。

団員たちに会わないよう、団員のいる時間は極力、レニさんの部屋にこもっていた。

とても良くしてくれる、優しい方だった。

しかし、少しずつ関係は壊れていった。

レニ「キミはとてもキレイだ。」

「あ、ありがとうございます………」

レニ「それに、とてもお利口だ。」

「あ、あの………！」

レニ「何でも………やるんだろう？」

こうやってまた自分が汚れていく………

やっぱり、彼女に僕は釣り合わないんだ………

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