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月日は経ち
僕たちは今日から中学生となる
桜はもうだいぶ散ってきているが、それでも綺麗に咲いている
流石というべきか、中学校では生徒数が多いためクラスが７つに分かれていた
小学校では２クラスしかなかったから、あまりの人の多さに気圧される
小学校低学年までは当たり前のように繋いでいた手も小学６年生になる頃には、どちらが言い出したわけでもなく繋がないようになっていた
かといって、僕の隣は飛雄で飛雄の隣は僕というのは変わっておらず
二人並んで校舎へと向かう
「クラス別になったな」
『まぁ、これだけ生徒が多いとね。仕方ないんじゃないかな』
「そうだな」
中学生になった飛雄はぶっきら棒さが増して
パッと見では怖いイメージの雰囲気を漂わせている
でも、飛雄は顔がいいからなぁ
小学校の頃みたいに友達出来ませんでしたって事には流石にならないよな
『じゃあ、僕こっちだから』
「おう」
『休み時間、暇だったらそっちに顔出すね。授業ないからって寝ちゃだめだよ。ちゃんと友達作る努力はしてね』
「・・・細かい。お前が居るんだから別にいいだろ」
飛雄は僕の言葉に不貞腐れたのかムスッとした顔をして唸る
そんな姿を見てこの先大丈夫かと不安になる
『いつまでも一緒って訳にもいかないし、僕が居ないんだから友達作らないと飛雄が大変だよ？』
「・・・一緒だろ？今もこれからも」
『それはそうなんだけど。そういうんじゃなくてさ・・・』
はー、とため息を付くと
それを見た飛雄が少ししょげか顔をしながら問う
「・・・離れてったりしないよな？」
その目はどこか不安げで
でも、真っ直ぐに僕を見つめている
『？・・・はぁ、離れないよ。だからと言って僕とは別に友達作りはしないとだよ。じゃあ、もう行くからね』
僕は飛雄に手を振り別れる
飛雄に友達作りをしろと言っておきながら、入学初日だし僕もコミュニケーション能力が高いわけじゃない
後ろからすごい視線を感じるが、僕は今自分のことで精一杯だから飛雄にこれ以上に気を使える余裕がない
少し罪悪感はあるものの
これから始まる中学生生活にちょっとした期待を胸に自分の教室を目指す
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
評価していただきありがとうございます。
こんな駄作、文章下手くそ小説を評価してもらえとても嬉しく思います。
妄想を文章化すること難しく、掲載後も何度も何度も修正してしまいます。
ご了承ください。
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ブタ(プロフ) - 金成さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！イラスト検討してみます！ (4月2日 12時) (
レス) id: 2e5896a6df (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - コメント失礼します。…全然無理にとは言いませんがよければイラスト見せていただけないでしょうか…。ほんと我儘だとは思うんですけど自分も描いてみたく…検討していただけないでしょうか。作品、すごく面白くていつもにこにこで読んでいます。更新頑張ってください。 (4月2日 0時) (レス) id: 84b21786fe (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - 空さん» わぁ！！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (3月29日 17時) (レス) id: cb9064ad86 (このIDを非表示/違反報告)
空 - とてもいい作品です！更新がんばってください！応援しています！ (3月29日 14時) (レス) @page6 id: 7db07df1a0 (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - コメント返し、下手くそですみません(´･ω･`) (3月27日 21時) (レス) id: ab5ddee3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブタ | 作成日時：2024年3月22日 23時
