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僕の話を聞いた先輩方は
僕の回答に満足したのかニンマリしている
「いや〜、Aは生真面目だなぁ。あははは、将来ストレスで禿てそう！」
『え！？ハゲッ！？・・・え！？』
僕はとっさに頭を押さえて
髪の毛が飛んでいかない様に抑える
かなり強めに
「いらんこと言うな、ボケが！！」
「痛ァ！！蹴らなくてもいいじゃん！！」
おしりを蹴られた及川先輩はおしりを押さえてうずくまった
『ちなみに、なぜ他ポジションの練習をするのかと言いますと、飛雄に頼まれているって要因もありますが、ただ単純に他ポジションの気持ちを知りたかったからです。何かの役に立つかなと思って』
「・・・ほんと、真面目だね。そんなにあれこれ気を使っていると、そのうち身が持たなくなるんじゃない？特にAの場合、すぐ傍に飛雄なんていう天才が居るんだからさ」
「・・・お前はキツくないのか？ずっと天才の隣にいることが」
及川先輩は遠くを見るよう視線が合わず
岩泉先輩は真っ直ぐと僕を見た
『あぁー・・・・苦しいなって思う時、ない訳じゃないです。少しでも努力を怠れば、置いて行かれてしまうって怖くなります』
先輩たちは僕の話を静かに聞いていた
『でも、飛雄が人一倍バレーが好きで努力しているのを知っているのは僕だから。実際に見てきたのは僕だから。飛雄が遥か先で独りぼっちにならないように、隣で一緒にプレーできるようになりたいって思うんです』
兄のような弟のような
小さい頃からずっと傍で助けてくれた幼馴染だから
僕が柔らかい笑みを浮かべると
二人はワシャワシャと頭を撫でてくれた
『及川先輩は、飛雄のことどう思ってますか？』
答えは分かっているようなものだけど、ちゃんと言葉にして聞いたわけじゃないか聞いてみた
すると、撫でていた手をピタリと止めて
今度は両手で鷲掴みにされた
『痛ッ！いだだだだッ！！！！』
なんか、力込められてる
「そんなの、ぶちのめしたい天才野郎に決まってんじゃん！！」
ものすんごい力込められてる！！
『あ゛ーーーーーー！！！』
「後輩いじめるなって言ったばっかだべや！！クソ及川ッ！！」
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ブタ(プロフ) - 金成さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！イラスト検討してみます！ (4月2日 12時) (
レス) id: 2e5896a6df (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - コメント失礼します。…全然無理にとは言いませんがよければイラスト見せていただけないでしょうか…。ほんと我儘だとは思うんですけど自分も描いてみたく…検討していただけないでしょうか。作品、すごく面白くていつもにこにこで読んでいます。更新頑張ってください。 (4月2日 0時) (レス) id: 84b21786fe (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - 空さん» わぁ！！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (3月29日 17時) (レス) id: cb9064ad86 (このIDを非表示/違反報告)
空 - とてもいい作品です！更新がんばってください！応援しています！ (3月29日 14時) (レス) @page6 id: 7db07df1a0 (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - コメント返し、下手くそですみません(´･ω･`) (3月27日 21時) (レス) id: ab5ddee3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブタ | 作成日時：2024年3月22日 23時
