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説明を聞くと
朝練は７時から８時の１時間
午後練は16時頃から19時の約３時間
朝練は場合によってなくなることもあるらしいが、午後練は週５で行うようだ
それに加えて土曜日は午前中のみ部活が行われる
それを聞いた飛雄は
ほぼ毎日練習ができるのかとウキウキしているが
僕からしたら付いて行けるか不安でいっぱいだった
小学校の頃から、飛雄と一与さん、飛雄の姉である美羽ちゃんがやっていた
坂道ダッシュに付き合わされていたため体力はある方だと思う
だからといって、バレーの技術がある訳でもないし
体力だって飛雄に比べたら全然だ
バレーが好きで好きでたまらない人ならまだしも
僕みたいに幼馴染がやってるからなんで、不純な動機で始めた人間は
ちゃんとできるか不安だ
僕が顔を青くさせている事に気づいたのか
飛雄は少しだけ僕の方に身を近づけ小声で話しかけてくれた
「大丈夫だ。俺がついてる。一緒にたくさんバレーしよう」
こういう時の飛雄は本当に頼りになる
発せられた言葉は僕にほんの少しの勇気をくれる
『飛雄とバレーができるように、頑張るよ』
僕も小声で返事をすると
飛雄は嬉しそうに目を細め、また説明を聞き始めた
一通りの説明が終わったのか、
質問はないかと聞かれるが誰も手を挙げることがなかったため
説明は終わり体育館の隅で見学するように顧問の先生から指示が出される
すると主将は
今から練習に加わりたい人は申し出れば参加できる様にするのはどうかと
顧問の先生に提案した
主将は先生の承諾を待たず、練習に加わりたい１年生は手を挙げるように促した
突然の提案に１年生一同は驚きを隠せず目を見開いていたが、
次第にまばらに手を挙げ始める
その中で勢いよくピシッと一番初めに手を挙げたのは飛雄だった
お前も早く手を挙げろとでもいうようにじっと見てきたため、
僕は口角を少し上げながら、ゆっくりと手を挙げた
「今年の１年生は向上心があるやつが多いなぁ！まぁ、本格的に練習できるのは部活動見学が終わったからだから、今日・明日は体験入部ということで対人パスをしてもらうけどな！」
手を挙げている１年生を見て満面の笑みをしている先生
主将からの突然の申し出だったはずなのに、まるで示し合わせたかの様に、悩む素振りもなくやることが決まっている
体験入部は１年生側から先生たちへ申し出るものだが、先生と主将は
逆に先生側から提案された場合の１年生たちの反応を見て楽しんでいる様だった
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ブタ(プロフ) - 金成さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！イラスト検討してみます！ (4月2日 12時) (
レス) id: 2e5896a6df (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - コメント失礼します。…全然無理にとは言いませんがよければイラスト見せていただけないでしょうか…。ほんと我儘だとは思うんですけど自分も描いてみたく…検討していただけないでしょうか。作品、すごく面白くていつもにこにこで読んでいます。更新頑張ってください。 (4月2日 0時) (レス) id: 84b21786fe (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - 空さん» わぁ！！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (3月29日 17時) (レス) id: cb9064ad86 (このIDを非表示/違反報告)
空 - とてもいい作品です！更新がんばってください！応援しています！ (3月29日 14時) (レス) @page6 id: 7db07df1a0 (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - コメント返し、下手くそですみません(´･ω･`) (3月27日 21時) (レス) id: ab5ddee3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブタ | 作成日時：2024年3月22日 23時
