友達の夢小説が突っ込みどころ満載だった、、

契約 ページ41

髪の毛の色も違い、瞳も日本人のような黒い目ではなく、紫になり、顔には斜めのツギハギの傷ができていた



『お前、あの白い髪のオッドアイの女に嵌められたのだろう？なぁ、、契約しないか？』



イナバは顔を近づけた
そして、囁くように話す



『私もあの子達を助けられなくて、罪悪感が無い訳ではない、今からでも殺したいくらいに憎い、そこで、お前の中に住み着き、償いをしようと思う、呪霊を祓う事でな？お前は力が欲しいのだろう？』




まるで悪魔の囁きだ
コアは力という単語にぴくりと反応する




『お前の記憶、ツギハギだが、見させてもらった、呪術高専と言うところは呪霊を祓う所なのだろう？しかし、お前は別の世界から来た人間、友は力を持っているのに自分は持っていなかった、、、それなのに何故か恨みを買い殺された、、、』





コアは凛花の顔を考えるのを止める
ふつふつと怒りが沸いてきてしまう




『復讐を手伝ってやるぞ？さぁ？どうする？人間は醜いくらいがちょうど良いぞ？』




コアは、、、イナバの手を取ってしまった
すると、イナバはニヤリと笑った




『交渉成立だな、、？』





イナバは右目の仮面を取る、そこには十字架のようなアザがあった
イナバはコアの右目に何か呪文を唱える、すると、コアは尋常じゃない右目の痛さに悶え苦しんだ





『いいか、ウサギはあまり目がよくない、、それを忘れるなよ』




イナバはスゥっと消えていった
痛みから解放されたコアは鏡を見る、そこにはイナバの右目にあったアザがコアの右目に移っていた




コアは落ちているイナバの半面を取ると自分の右目に着け、外に出た

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