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食われる11 ページ15




『ごめんね五条くん、わざわざ送ってもらっちゃって』



悟「僕が送りたかっただけだから気にしないの!」



こういう所が優しいよね五条くんは
ただね……



『これ手を繋ぐ必要ある?』



悟「ある!!大事なことだよ!」



『例えば?』



悟「男避けだよ。A気づいてなかった?お店見てる時も、夕飯食べてる時もいろんな男がAの事見てた」



そうだったの?全然気づかなかった
五条くんはちゃんと回りを見てるんだね〜
でもそれは気のせいだよ!うん



『あっそう言えば、夕飯も奢ってもらっちゃったし、今度何かお礼させて?これ拒否権なしね!』



悟「別に良いのに。……でもそこまで言うなら、ありがたく貰おうかな」



『何が良い?』



悟「う〜ん……ならさ、今度は二人でお出掛けしよう?1日俺に付き合ってよ」



え?それだけで良いの?なんか意外だなぁ
高級お菓子を大量に買えって言われるかと思ってたし



『それだけで良いの?』



悟「え?追加しても良いの?」



『うん』



悟「………いや、1つだけで良いよ」



『どうして?あるなら言って良いよ?まぁ今日のご飯代くらいのは無理だけど』



別に給料が安いわけじゃない。ただ特級の五条くんと比べたらね………
だからって等級を上げたいとも思わないし



悟「今はいい。また今度貰うね」



『そっか…………送るのそこまでで良いよ?』



悟「部屋まで送るよ?」



『………いや結構です!』



絶対そのまま入ってくるでしょ?私お茶出ししないよ?
前だって休みの日に勝手に入ってきたし……



悟「ざんねん……まぁいいや。また明日ね?」



『うん、送ってくれてありがとう。今日楽しかったよ!!』



悟「っ///…………あぁ我慢してたのに、最後にこれかよ////」



『五条くん?顔赤よ?だいじょ、っん!?』



悟「ん………はぁっ、急にごめん。Aが可愛くて我慢できなかった……僕帰るね」



『あ……え?……………キス、された///』



何が起こったのか理解するまで数秒かかった
気づいたら五条くんの顔が目の前にあって、口も塞がれていた



急だったけど不思議と嫌じゃなかったな

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まっさー(プロフ) - 「この地獄を貴方と一緒に歩いて行く」って言葉胸に刺さった!! (2021年7月9日 20時) (レス) id: be5e904a6e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 完結おめでとうございます。でも寂しいです (2021年2月1日 14時) (レス) id: 18c17e118b (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 五条先生にこんなことされたい人生だったw楽しく見させてもらってます!更新頑張ってください! (2021年1月9日 7時) (レス) id: 1675d5b313 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:怠惰の兎 | 作成日時:2021年1月6日 15時

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