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「…付き、人？」
聞き慣れない言葉に、思わず聞き返す。
なんだろう、付き人って。…あれか？騎士…とか、護衛とか……ボディーガード系の……？
「簡単に言うと、僕に仕えて欲しいんだ。ちょうど、同年代の付き人がほしいと思っていたところでね。」
「……ちょ、待ってください…！？私まだそう決めたわけじゃ…」
まるで私が付き人になること前提で話している、英智さんを止める。
けど彼は、特に驚きもせず…ただ微笑んでいた。
「じゃあ、どうするんだい？君、帰るところが無いんじゃないの？」
「……そ、れは……」
もごもごと口ごもる。それもそうだ。私には今、帰れるところがどこにもないということを忘れていた。
「ふふ、決まり…かな？」
断れないとわかってて言ったのか、この男。性格悪そうに見えないのに、あれか、今話題の腹黒ってやつ？そうなの…？
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きたれれ - とてもおもしろかったです！更新楽しみにしています。頑張ってください (2016年11月23日 12時) (
レス) id: 55896c85bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月
| 作成日時：2016年10月31日 16時
