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15. ページ15
「わははっ！今日は調子がいいなっ、どんどん曲が浮かんでくるっ！」
「…あの、聞こえて」
「あれれっ、けどペンがないっ！さっきまであったのに〜！？」
「あの」
「なぜだっ！もしかして透明人間が現れておれのペンを盗んでいったのか〜！？」
「聞いてますか！？」
三回目。
私が大きな声を出すと、ようやくその男の子は気づいた。
「んん〜？誰だおまえ？何か用？」
じとり、と睨まれる。なんなんだ、この人。
とりあえず私は、その睨みをスルーしてペンを彼の前に出した。
「これ、落ちてましたよ」
そう言うと、男の子の顔はみるみるうちに明るくなり、笑顔になった。
「おぉっ！？それ、おれのペンだっ！ありがとうっ！」
さっきのふてくされたような態度とは間逆だ。
マシンガントーク、ってやつ？…聞いてると、疲れる。
こんな人、学院にいたんだ。初めて見た。というか、こんな目立つ人……なんで私、今まで知らなかったんだろう。
不思議だ、と…そう思っていると、ふと、後ろの方で…「A」と私の名を呼ぶ声がした。
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きたれれ - とてもおもしろかったです！更新楽しみにしています。頑張ってください (2016年11月23日 12時) (
レス) id: 55896c85bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月
| 作成日時：2016年10月31日 16時
