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#73 お団子 ページ23

「あだっっ!!」




いろいろあって、俺はAさんに殴られた

女の子なのにかなり痛い


いったいその華奢な身体の何処にそんな力があるんですかAさん






 



「ザキのバカ!すっごい勘違いされたじゃん!」


「い、いや勘違いするような発言をしたのはAさ・・・」


「私が悪いとでも?」


「滅相もないでございまする」




やべー、怖すぎて日本語変になった









「隊長もほんっとバカ
 寂しいわけ無いじゃん何勘違いしてんのさ」





ぶつくさと、隊長への文句が漏れる


俺はそれを止める気にもならない







「でもほら、50%くらいは本気で寂しかったでしょ?」


「・・・」





その後、生まれる沈黙







 





「・・・・・・・・バカ、せいぜい10%だよ」






素直じゃないなぁ・・・


まぁ、隊長よりか10倍マシだけど
 






 






 





 








 







「まぁ、どっちにしろ寂しかったってことだろ」



「・・・まぁ、そうかも」





あ、一つ言っておくと


今喋ったの、俺じゃないから。






「・・・ってうぇええぇええっ!?」




Aさんは驚きのあまり、変な叫び声を上げる

それをニヤニヤと眺める"沖田隊長"





「ザキィッ!!」


「えぇ!?」





いや今のは自分で墓穴ほったじゃん!!

俺のせいじゃないじゃん!






「なんでェ素直じゃねーなァ
 寂しいなら寂しいって言えよ」



「ばッ・・・違うし!!」






・・・っていうかこの話いつまで続くんだよ

もう3話目だよ、ってどんだけ〜







「・・・べ、別に隊長が構ってくれなくたって
 ぜ、全然寂しくもなんとも――・・・」


「団子」






・・・団子?






 




「団子、食いに行こ」


「・・・」






 




すげーよこの二人


人前で堂々といちゃつき始めやがった







「・・・ちゃんと奢ってよね」









つーか俺の存在忘れてね?


なんか当たり前のように話してね?



・・・絶対、俺のこと見えてないよ二人共









「しゃーねー
 一本だけな」






 






そして二人は肩を並べて歩いて行きました。







 









「いや、俺の存在ィィィイイ!!」




俺の叫び声は、空の彼方へと消えていった__

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亜月 - いつも読ませていただいてます とても面白いです! 応援していますので頑張って下さい! (2015年4月17日 16時) (レス) id: 25c92e6b08 (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - kotoさん» 連続コメントに吹き出しと感謝をお送りいたします←← そんなに笑っていただけるなんて嬉しすぎです!本当にありがとうございます(^^♪ 続編でもどうぞ笑ってやってくださいませ!(人´∀`) (2015年1月2日 22時) (レス) id: adbd147c45 (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - ハイ続編移動w (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 腹筋崩壊なうww (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 桂吹いたwwwww (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:栗兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kuri-Rito/  
作成日時:2014年9月15日 19時

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