【銀魂】あまのじゃく隊長【沖田総悟】

＃65　江戸を守るスーパーマン ページ15

「オイA」


「え、なに」




俺らが要るってのに、何故か超無防備な桂


バカだ、コイツバカだ




「そいつ、桂」


「･･･うん？桂の"かっちゃん"だよ？」




そしてコイツはもっとバカだ





「そいつ、攘夷志士」


「え？なにいってんの
　かっちゃんは、江戸を守るスーパーマンだよ」





ダメだわもう････、ダメだわ


取り返しの付かねぇくらいのバカ





「うむ、その通り
　俺は幕府を転覆させ、江戸を守る正義の味方だ」




言ったよコイツ

警察の目の前で「幕府を転覆」って言ったよ





「か････かっちゃん･･」

　





　





　







　






　









　









「頑張ってね！」



いや止めろよ！





「お前馬鹿か?!いや馬鹿だな！」


「はぁ!?なにさ急に！」




土方さんの怒声に、Aは反抗する

天才だな、バカの。





「コイツ指名手配犯だぞ！
　俺らが追い続けてる攘夷志士！」


「だからスーパーマ――」


「お前警察やめろよ!!」






コイツの素晴らしいくらいのボケ(バカさ加減)に

思わず俺までツッコミ



だめだ、完全に遊ばれてる･･･









「い、意味分かんないし！なんで怒られるのさぁぁあ！」



「わぁーん！」といって、桂に抱きつ･･･









　








「無言で刀構えんな」



「･･･いやでも、桂がAに襲われ――」



「そっちかよ!!」






･･･一度深呼吸して、頭のなかを整理








「とりあえず、そいつから離れろA
　死ぬぞ」


「なぜ死ぬんだ、俺がウイルスのような何かをまき散らしてるとでも言うのか」


「ウイルスっつーかバカオーラならまき散らしてるけどな
　よく警察の前で平気な面してられるよ」






土方さんがそう言ってため息をつくと


その場は静まり返った









　









「きっ･･･貴様ら警察だったのか?!」


「お前もういっぺん死ねよ」

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