＃62 夢だと信じたい ページ12
「･･･ゆ、夢だ」
私がそう呟いたのは、今から数十分前の話＿＿＿＿
＿＿＿
＿
食器を片付けて、再び部屋に戻ってきた
今日はつきっきりじゃないといけないから･･･
「なぁ、A」
「なに」
「暇」
････いや、病人なんだからさ
「安静にして」
そう言うと、また黙る
つーか話す時くらいこっち見たらどうだい
さっきから君の背中しか見えないんだよ
「A」
「なに」
「しんどい」
････いやそんなこと言われても･･･ねぇ
「頑張って」
「･･･。」
そして再び間。
なんなんだいちいち･･･
一気に言えよコノヤロー
「A」
「っ･･･なーに！」
いい加減しつこい
すこし怒り口調で返事を返した
「寒い」
「･･･寒い？」
小さく頷いて、咳をする
私は押入れに向かうと、中身をチェック
だがもう布団はなかった
「うーん･･･、ちょっと誰かから借りてくるから待ってて」
「･･･いや、いい」
「え？なんで」
寒いって言ってのアンタじゃん
いらないのかよ、いらないのかよ
「･･･はっ･･!!」
私は何かを悟ったように目を開いた
「ま、まさか私の･･･」
「うっ･･･」
バレたか、みたいな顔をする隊長
その頬にはうっすらと冷や汗が･･･
「私の純潔奪うつもりかぁああ！」
その瞬間降り注がれる痛い視線
やめて！チクチクするからやめて！
「おめーがバカで良かったぜぃ･･･」
呆れたように笑って、私の手を引いた
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亜月 - いつも読ませていただいてます とても面白いです！ 応援していますので頑張って下さい！ (2015年4月17日 16時) (
レス) id: 25c92e6b08 (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - kotoさん» 連続コメントに吹き出しと感謝をお送りいたします←← そんなに笑っていただけるなんて嬉しすぎです！本当にありがとうございます(^^♪ 続編でもどうぞ笑ってやってくださいませ！(人´∀｀) (2015年1月2日 22時) (レス) id: adbd147c45 (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - ハイ続編移動ｗ (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 腹筋崩壊なうｗｗ (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 桂吹いたｗｗｗｗｗ (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kuri-Rito/
作成日時：2014年9月15日 19時
