第二十三話 ページ25
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「侵入者です!樋口さん」
「!」
ある一人の構成員がパソコンと睨めっこをしていた_____樋口一葉に向かってそう告げた
彼女と向き合っていたパソコンにはポートマフィアが扱う独自も密輸ルートに関してのことが
はっきりと映されていた。
何故なら尊敬している_____芥川龍之介のためである。
捕らえるべき人虎と裏切り者の泉鏡花の始末の仕事だからだ
「どこからだ」
「そっ…それが…ポートマフィア内でしか知られていない所からでして…」
「なに?(内部関係者ではないのか)」
「どうやら学生のようです!」
「学生」の言葉を聞いて、ふと思ったのが
「(たまたま迷い込んだ…?いや、しかしあのルートは決して街に近いわけでも)」
この考えが浮かび上がったがすぐに消去。
彼女が思考した答えはこれだ
「(変装でもしてるのか)直ちに迎え撃て」
彼女の司令が出たその次の瞬間。
報告に来た構成員がフッ飛んでいった。
何者かの蹴りによって彼の顔は屈折して気絶
「っゔ!?」
「!?」
『あ、いたいた』
「お前はっ!」
軽い口調のまま、その影は立ち上がる。
パソコンに入力した監視カメラの映像を除くとそこには倒れている構成員たち
血など一滴も流れておらず、ただ気絶した人間が転がっている
壁に穴は空いているのに、誰も傷ついてはいない
「三日月…鈴!」
『貴女ですか…僕の情報を
「ッチ!」
ジャキン…と身構えたのは機関銃。
彼女が両手で持ち、銃口は青年に向かっている
でも彼は日常でもあるような仕草でなにも抵抗はしない、避けも逃げもしない
『…貴女では僕を殺せないと思うんですけど…』
「…三日月鈴。特一級レベルの異能力者…異能力名は」
『あまりベラベラ言わないで下さい。僕はこの後用事あるので手短に済ませたい』
「なにをしに来た」
鈴は歩み始めた。
それに反応して樋口が一発撃つ
『情報の頂戴と…僕に関する記憶の消去』
銃声が鳴り響いた
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みき - とっても面白いです!更新頑張って下さい! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 8d56403f64 (このIDを非表示/違反報告)
☆のん☆(プロフ) - 11話、淳じゃなくて「敦」です。キャラクターについての誤字はもっと気をつけたほうがいいと思います。 (2019年5月21日 15時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
十夜 - クドい様ですが、敦が淳になってます。 (2019年5月6日 21時) (レス) id: c029fe2fa8 (このIDを非表示/違反報告)
ルーカス - 続きめちゃめちゃ楽しみにしてます! (2019年5月1日 21時) (レス) id: 9beb8a0104 (このIDを非表示/違反報告)
なっつ(プロフ) - 中島敦が中島淳になってますよー!更新応援しています! (2019年4月26日 21時) (レス) id: 956baee6af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水餅 | 作成日時:2019年4月20日 12時