85*年下の男の子 ページ36
Aside
何故か真剣なババ抜き大会が繰り広げられているけど、もう23時。
拮抗し過ぎて一回一回が非常に時間のかかる心理戦のようなババ抜き。
ちなみに国見ちゃんは寝てる。
私に後ろから抱きついた状態で、おんぶして子供を寝かしつけた気分。
｢ねぇ…惚気けていい？｣
｢はぁ?!お前ら揃いも揃っ｢｢いーよー｣｣ちょっとぉ！｣
｢年下と付き合うの無いって最初は思ってたじゃん。私が頑張らなきゃないとか、子供っぽいのやだなって。」
後ろから聞こえる規則的な寝息にほっこりしてしまう。
体重掛けられてるから若干重いけど…
警戒心強そうな、なつかなそうな子がここまで気を許してくれる事が感慨深い。
｢女って年齢気にするよな。
好きになったもん好きでいいだろ。｣
｢好きになっちゃったし、落ち着いてるから付き合えるんだけどね。｣
｢確かに国見って年下だけど落ち着いてるよな。
俺からしたら構いたい後輩1位｣
隣のマッキーが眠る国見ちゃんの頭を撫でる。
金田一とか典型的な後輩とは違って素っ気無いから構いたくなるのはわかる！
｢年下って無条件で可愛いのにカッコいいところも沢山あるの。
タメ、年上は可愛いって思った事はないのね。
あれ、これお得じゃない！って。｣
｢お得…まぁ、お得なの、かな？｣
｢お得！
今は私の後ろで寝てるんだよ？可愛くない？写真撮って！｣
渡した携帯で徹は撮ってくれる。
受け取った携帯はバカみたいに笑う私と眠る国見ちゃん。
かぁわいい。
｢…あー…散々年下男子って言ったけどさ
国見ちゃんが可愛くてかっこいいだけだ、これ。
他の年下全く興味ない。｣
｢…｣
｢私に力があったらこのままお姫様抱っこして部屋に連れて行って一緒に寝るのに…！｣
｢もうお前寝ろよ！
一人で部屋行け！！｣
…あれ？
何故かリビング追い出されたんだけど…
仕方ないから部屋行って寝るけどさぁ…もう。
*
深夜テンションのAを部屋に戻したけど…
｢国見ちゃ〜ん、耳赤くなってるよ？
あれ〜顔も赤〜い！｣
｢…ほんとあの人…なんなんですか。｣
途中から起きた事に気付いたけど、Aは気づいてないから黙ってた。
部屋に戻った途端、物凄い勢いで顔上げて及川さん爆笑〜
｢俺も国見ちゃんは可愛いしかっこいいって思うよ。｣
｢…｣
｢眉間のシワ、大変な事になってる｣
｢及川さんもですけど、よく恥ずかしげもなく思った事を口に出せますよね。｣
俺、とばっちり！
溜息長いぞ！
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モカ(プロフ) - Neo.@ねおじゃなくてねぉ.さん» コメントありがとうございます！キュンキュンして貰えて嬉しいです♪更新頑張りますね！ (2020年1月19日 1時) (
レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
Neo.@ねおじゃなくてねぉ.(プロフ) - ホントに胸がキュンキュンします!!応援してます!!! (2020年1月19日 0時) (レス) id: 2a7a0a653c (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - ひななさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいし、ヤル気も出ます！更新頑張りますね！ (2020年1月11日 2時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
ひなな(プロフ) - 毎日毎日このお話を楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年1月10日 13時) (レス) id: 7b6c2dd18e (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 森のいちごさん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年1月6日 12時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2020年1月5日 16時
