82*ホカホカ甘め ページ33
Aside
｢俺が先に風呂で良いんですか？｣
｢うん。徹達は何時に入るか分かんないし、
私も洗濯物畳まなきゃなの。｣
徹の部屋から新しい下着、スウェットを手渡し浴室へと案内中。
キスしたり、動画見たり、くっついていたりと幸福感に溢れた時間を過ごせた。
夕飯はお母ちゃんが沢山作ってくれていたおでんを食べて、未だにゲームしてるバカ4人は気にせず。
｢二段目に置いてあるのが私のシャンプーとかでその上の段が徹のだから好きな方使っていいよ。ボディソープはAさんの使ってね？｣
｢…はぁ。ありがとうございます？｣
｢一緒に入る？｣
｢及川さん達が居る家で抱かれたいならお願いします。｣
｢Aさんの初めてを徹達がいて、お風呂場で済ませたいならどうぞ？｣
｢…いつか絶対俺の下で泣かせてやりますんで覚悟していて下さい。｣
｢優しくしてね♡
ごゆっくりどうぞ〜｣
不服そうに見下ろすじとっとした目も好き。
ほんとかわいい。
四人が居るリビングに戻り、洗濯物を片していく。
いつもお家の事を完ぺきにしてくれているお母ちゃんには頭が上がらない。
…私も来年の今頃には家を出るから、少しずつでもお母ちゃんの真似して出来る事を増やさないと。
｢Aもゲームすんべ｣
｢スマブラ…いいけど、普通に弱いよ。｣
｢知ってる。だからA狙いで潰す！｣
｢本当クソ野郎だな。｣
徹の意地の悪い顔に腹立つけど、売られたケンカは買う！
まっつんから受け取ったコントローラーを手に岩ちゃんと組んでのチーム戦
*
｢…上がりました｣
｢アイス好きなの食べてー｣
ゲームに夢中で視線を反らせないでいる。
温かいぬくもりが後ろから私を抱きしめて頭にあごを乗せてくる。
｢国見、すっげぇAくせぇ！｣
｢…フェロモンの匂いだそうです。｣
｢え？フェロモン…？｣
マッキーのツッコミに淡々と答える国見ちゃん。
今私の背中にぺったりくっつく彼からははちみつみたいな甘い匂い。
｢お揃い♡｣
｢…｣
振り返るもなんとも言えない顔…
フェロモンの正体は乾燥肌対策に中学の頃から使っているオーガニックなお店のはちみつごり押しのボディソープ。
｢…俺がこの匂いになりたいんじゃなくて、Aさんの匂いを嗅ぎたいんです…｣
グリグリと背中に頭を押し付けてブツブツ言ってる。
そんなに嫌がられるとは思わなかった…次からは徹の石鹸使ってもらおう。
あ、でもいい匂い♡
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モカ(プロフ) - Neo.@ねおじゃなくてねぉ.さん» コメントありがとうございます！キュンキュンして貰えて嬉しいです♪更新頑張りますね！ (2020年1月19日 1時) (
レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
Neo.@ねおじゃなくてねぉ.(プロフ) - ホントに胸がキュンキュンします!!応援してます!!! (2020年1月19日 0時) (レス) id: 2a7a0a653c (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - ひななさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいし、ヤル気も出ます！更新頑張りますね！ (2020年1月11日 2時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
ひなな(プロフ) - 毎日毎日このお話を楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年1月10日 13時) (レス) id: 7b6c2dd18e (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 森のいちごさん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年1月6日 12時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2020年1月5日 16時
