自宅警備員それは絶滅危惧種２【文豪ストレイドッグス】

５話 ページ6

貴「ちょっと中也〜ビチョビチョなんだけど.....」
私は肌に張り付いたＴシャツを引っ張る


中「手前ェが勝手に入ってくるからだろォ！？」




中「服着るからあっち行ってろ!!」
中也は私をお風呂場から追い出す
追い出された私はリビングに戻り、伸びきったカップラーメンを口に含む
貴「めっちゃ伸びてるぅ....」



箸で麺をすくうたび、ボロボロ箸から落ちる
貴「あぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!ムカツクゥ」




すると風呂から上がり、肩にタオルを掛けた中也が姿を現す
中「手前ェのせいでゆっくり風呂にも入れなかったじゃねェか....」
中「っで？何の様だァ？」
貴「今回の件とは何ぞや」



中「んな事かよ」
貴「んな事じゃないでしょ!!私が殺されるか、就職させられるかの瀬戸際なんだから!!」
中「あァ？」
中也は呆れた様な顔で私を見てくる




中「妄想も大概にしろよ、アホ」


貴「え？何で今私に毒吐いたの？」


中「手前ェの就職なんてどうでもいいんだよ。今回の件って言うのはなァ。北米の異能力者集団『ギルド』を束ねるフィッシュジェラルドがヨコハマに来てるって話だァ。
手前ェが言う【Ｆ】と【ギルド】って単語が少し気になっただけだァ。
手前ェの就職だが何だかの妄想は関係ねえ」



貴「待って.....それが本当なら私は危険という事ではないでしょうか!!!ギルドの長が私の才能を見てスカウトしに来たという事。つまり私に就職しないか？という誘い!!!っふ.......罪な女だぜ」
ドヤ顔でフレミングの左手の法則を作り顔に当てる
フレミングの左手の法則を知ら人はＧｏｏｇｌｅ先生で検索して下さい



中「ゲームで出会った奴なんだろォ？ギルドの長がそんなクソみてぇなゲームやると思うか？現実見ろ妄想女」




貴「そうやってか弱い女の子に暴言ばっか吐いてるから身長が伸びないんだよ!!!現実見ろチビ男!!」
中「身長関係ねェだろ!!!」

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