play38* ページ39
ナッシュ「...この前の試合とは全く違って、正直焦ってるぜ」
貴女「そう、あと、私の能力が分かったって?」
ナッシュ「あぁ。あれだろ?お前がパスを出せば受け取ったやつは全てのスキルやステータスが上がり、強くなる...だろ?」
貴女「っ!」
まさかここまで気づかれているとは思わなかった。しかも、なぜかその能力自体を知っているとでも様な口ぶりだった
ナッシュ「ハハハッ!女が持ってるとはな、だがそれを持ったということは
お前、シュートできねえだろ?」
貴女「!?!」
まさかここまでバレているとは。いや、知っているのだろう、この能力自体を、私はそう確信した
だけどもう私は違う
貴女「驚いた。でもね、私は違うよ」
ナッシュ「あ?」
貴女「その能力の弱点を克服したのよ!」
ナッシュ「.....ふーん」
そう言うといきなりナッシュは私にポイッとボールを渡してきた
「「!?!」」
シルバー「おいっ!!テメェ何渡してんだよ!さすがにしていい事と悪いことあんだろうが!!」
「そーだぜナッシュ!?さっきからおかしいぞ落ち着けよ!!」
ナッシュ「俺はいつだって正常だぜ?...とりあえず誰に口答えしてんだよ。お前らこそ落ち着けよ」
そう言うといつもの睨みをかます。そしていつもの様にみんなは脅えすぐ黙る
私は何が起きたのか整理がつかず、24秒計が刻々と進んでいく
ナッシュ「克服したんだろ?ならシュートしてみろよ今すぐ、時間無くなるぜ?」
貴女「な、にそれ...」
証明しろとでも言うわけか。でも私だってあんなに緑間くんから教えてもらったんだ、あの成果を見せつけてやれば...
ナッシュ「...フッ」
私はナッシュの言う通りにゴールまでドリブルをして近づき止まる。こんな試合は本当にありえない、いやあってはいけないことだ。だけど今は違う
みんなが願いながら見守る中私はシュートをした
貴女「...え?」
ガコンッ
136人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるまき(プロフ) - この作品もとっても良かったです!主人公ちゃんかっこいい!!! (2020年6月15日 20時) (レス) id: e14dd19d81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*みつば* | 作成日時:2020年5月25日 11時