play33* ページ32
あれから数日後。親睦を深めた私たちは、改めてナッシュとの再戦のため練習を再開している
景虎「Aーちょっといいか?」
貴女「はい」
景虎「それと緑間も」
緑間「?はい」
景虎「何故呼ばれたかは分かってるな?」
貴女「はい。緑間くんを連れてきた、ということは私のシュートを出来るようにさせるつもりなんですね」
緑間「!!」
景虎「あぁ。その通りだ、さすがにシュートできねぇのはもったいねえ。それと、お前は出来ない、シュート率が悪くなったんじゃねえ
心のどっかでセーブかけちまってんだよ」
そう言いながら景虎さんは私のおでこを人差し指でグイッと押す。何気にそれは痛くて思わずおでこを摩る
貴女「セーブ、ですか...」
リコ「パパが言ってることは一理あるわ。たぶんだけど、キセキの世代は張り合える仲間が今こうしているけれど、あなたの周りにそんな能力を持った女性の選手は早々いないでしょ?」
緑間「なるほど...紫原とはまた別だが、相手のためを思って本気を出せていないということなのか」
言われてみれば思い当たることはある、確かにあのキセキの世代の日のゲームは久しぶりのシュートモーションだったのにも関わらず、体が軽かったしむしろ入るのではと思ってしまったくらいだった
景虎「で、あのシュートモーション。綺麗すぎるんだ、基礎が成り立ってる。ということから緑間、お前か今日から指導してくれ、お前なら伝授させられるだろう」
緑間「わかりました」
貴女「はい、じゃあ、改めてよろしくね」
緑間「あぁ。俺は厳しいのだよ。しっかり着いてこい」
貴女「もちろん」
_______________
黄瀬「えーいいなー緑間っち」
火神「あ?別にいいじゃねえか、とりあえず1on1やろうぜ黄瀬」
青峰「火神!次は俺だろーが!」
赤司「お前たち、元気なのはいいが桃井も言っていたし、エキサイトしすぎるなよ?」
黄瀬「分かってるっスよー!なんなら赤司っちもどうっスか!」
赤司「いや俺は遠慮しておくよ、緑間のところへ行ってくる」
紫原「遠回しにAちんとこ行くって言ってるもんじゃん」
黒子「そうですね。それと紫原くん、無理はしないでくださいね」
紫原「してねーし〜、黒ちんも黒ちんで早く練習してきなよ」
黒子「はい」
136人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるまき(プロフ) - この作品もとっても良かったです!主人公ちゃんかっこいい!!! (2020年6月15日 20時) (レス) id: e14dd19d81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*みつば* | 作成日時:2020年5月25日 11時