title.142 弱点 ページ12
黒子「緑間くんにAさんをとられるのは嫌ですけど、灰崎くんなら僕に任せてください。足止めします」
灰崎「お前に何ができるってんだよ」
これは馬鹿にしてる、と黒子はちょっとキレた。
黒子「これです」
差し出したのは自身の携帯。
灰崎の耳に押し付ける。
「おい、Aに迷惑かけてんじゃねぇだろうな」
灰崎「この、声はっ…!!」
黒子「作戦その1、虹村さんです」
灰崎「やめっ、ちょ…!無理に耳元おさえんな!あいつの声なんて聞きたくねぇよ!!」
虹村「失礼なこと言ってくれんじゃねぇか」
うわー怒ってるよ、めっさ怒ってるよ。
そんなこと分かり切っていた黒子だが笑いが堪え切れないようだ。
一方その頃、真ちゃんの元へ向かったAさん。
貴「真ちゃん!遊びに来たよー!!」
緑間「A…灰崎は来なかったか?」
うーん、来たっちゃ来たよね。
貴「スルーした!テツくんが何とかするって言ってくれたよ」
緑間「む、そうか。では読書でもするか?」
貴「そうだね、テツくんとできなかったから…ぜひ!」
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2015年3月12日 1時