【黒子のバスケ】元明洸中の女の子はキセキの世代と合宿をしました【花宮真・黛千尋】

過去編-原因- ページ10

貴方side
(A中学3年)


花宮さんとあれから仲良くなって、
メールとかするようになった。


普段はムカつく先輩だけど、
接するうちに意外と可愛いし、
ツンデレだななんて思ったりして…


本人に言うと怒られそうだから
言わないけどね




明日は決勝
やっぱり花宮さんからメールがきた。




花宮『明日見に行ってやる』

貴『ありがとうございます、頑張りますね』


花宮『別にただ近くに用事があるから
行くだけだ、バーカ』


本当素直じゃない。
本当は優しいと思うんだけどな



貴『そうですか？花宮さんに会うの
久しぶりですよね』

花宮『たしかにそうだな、
まあメールとか電話は俺がしてやってるけど』




なぜ上からなのかは分からないけど、
花宮さんとは頻繁に連絡はしていた。


いつも大会の日はめんどくさいとか
言いながら見に来てくれて、
なんだかんだで優しい先輩だ。




貴『何で上からなんですかw
でも、明日花宮さんに会うの凄く楽しみです』



私は昔から
思ったことを素直に言う性格だった。

だからよく、
いとこの鉄平に似てると言われる。



だからなのか、
こういうメールを書くと
必ず花宮さんに怒られるか無視される。


まあいいやなんて考えていると
携帯が鳴った




あれ？いつもは返信ないのにな




貴「！？」


自分の顔が赤くなるのがわかる。



体が熱い……
急に変だな。


その原因はきっと……









花宮『俺も』

このメールのせいだ

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