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堀「あのさ、Aって好きな人とかいるの?」
テーマパークで遊んだ帰り道。急に夏喜くんが振りかけてきた内容に驚きが隠せない。
「え、何で突然…?」
これって期待していいタイプ?好きな人に聞かれると嫌でも期待してしまう。当の本人は理由を聞くともじもじしている。
堀「いや、今日2人で出かけたけど好きな人他にいたら迷惑だと思って…。」
そっぽを向きながらぶっきらぼうに言ってきた。
本当だったら“夏喜くんが好きだから平気”とか言うべきなんだろうけど、生憎振られる勇気が私にはなかった。
「…いるにはいるよ?」
堀「え、どんな人?」
「そうだね…背が高くて、いつも頑張ってて、かっこいい人…?」
「そうなんだ…ありがとう。じゃあ家着いたしじゃあね。また!」
結局家まで送ってくれて優しいなぁって思う。どこまで完璧なんだか…。
「うん、ばいば〜い!」
夏喜くんは私が家に入るまでずっといてくれた。
「ただいま〜。」
慧「A!お帰り!!楽しかった〜?」
「慧人ただいま!楽しかったよー!」
慧「ほんと!?話し聞かせて!」
「うーん、やだ!」
慧「え、それって僕には言えないことしたの!?それはないよ!?」
慧人は勘違いしたのか追いかけてくる。その姿に笑いながら自分の部屋に入って逃げる。
「ふ〜、そうだ。これ。」
袋の中からカチューシャとキーホルダーを取り出す。
う〜んと考えて夏喜くんが買ってくれたカチューシャは棚の1番目立つところに。
キーホルダーはいつも持っているペンポーチに付ける。
私のお願い事が実りますように…
慧人がドアをずっとノックしてくるけどそれは無視してキーホルダーに願った。
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ココア(プロフ) - えーりさん» 私えーりさんのお話し大好きです!exiletribeは大変?!のなっちゃん特に好きですっ!!年下の姐さんも楽しみに待ってます(*´∇`*) (2020年12月29日 18時) (レス) id: c818120593 (このIDを非表示/違反報告)
えーり(プロフ) - ココアさん» もちろんです!次のお話まってます!私の作品も読んでもらえるともーすっごいうれしいですね、はい笑 (2020年12月27日 22時) (レス) id: f02ca52ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - えーりさん» えーりさん!( ; ; )コメントありがとうございます!私もえーりさんのお話し大好きなので嬉しすぎます!次のお話しも是非読んでいただけると嬉しいです!! (2020年12月26日 14時) (レス) id: c818120593 (このIDを非表示/違反報告)
えーり(プロフ) - 完結おめでとうございます(T^T)ココアさんの書く小説大好きです!!また読ませてもらいますね! (2020年12月26日 10時) (レス) id: f02ca52ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - あやなさん» 素敵な案をありがとうございます!!是非入れさせていただきます!! (2020年8月4日 19時) (レス) id: 2d0a5676da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココア | 作成日時:2020年6月30日 8時