【創作BL】お義兄ちゃんの夜の誘いが酷くて困る。

くにくに。　09 ページ9

そう呟いた瞬間、お義兄ちゃんは僕のそれに顔を埋めた

『なんか、むわってしてるね。
んーっAだ。
はぁ...Aも自分のにおい嗅いでみたい？』


や、やだ！と首をふって抵抗する
やらしい光景があまりにも恥ずかしくて顔を背けてしまう

僕のパンツを大事そうに下ろしていくお義兄ちゃん

『お、にいちゃん！洗うだけ洗うだけだ、よ？』



『そうだよ、洗うだけ。』


ぐりっとした舌の圧力に腰が震えてしまう


『ぁ、ううっおにぃちゃ…あ、ぁぁ…』

『きもひい？』

もごもごと舌を動かし嬉しそうに笑うお義兄ちゃんの顔

何度も押し寄せる快楽に気を失いそうだ

やだ…だめだよいけないんだよ
こんなこと
それもお義兄ちゃんとだなんて…


あまりの気持ちよさに頭がおかしくなりそうだ
薄れていく意識のなか、
僕はお義兄ちゃんの名前を呟いた



***
唐橋 弥雪side


Aの驚いたような、我慢するようななんとも言えない表情がたまらない


あまりにも可愛すぎて、
身悶えしてしまう



そんな、Aの淫らな表情がもっと見たくていっそのこと
襲.ってしまおうかと思ったら、
Aが俺に抱きついた


揺すってもぴくりとも動かない


死んだ魚のように時たま、
ぴくっと痙攣している

あ...やり過ぎた
そう言えば、職員も使うトイレでこんなことをやっていたんだ

　
急いでトイレからでる



知らない先生とぶつかったけど脇目もふらず一目散



すると、ぎょっとした顔で見つめられた
『あ、お騒がせしましたー
すいませんトイレ借りました』


あとで使う先生方に本当に申し訳ない



******


よく日のあたる温かい中央の棟の階段で、Aの頭を自分の膝○○せ、
ぽんぽんとしているとあっという間に時がたち、休み時間になった


大学は間に合いそうにないので、今日はサボろう



通る学生がみんなこちらをみて、ひそひそ話をしている
全部俺のせいだ、ごめん
みんなの前で変なことをして。



くしゃっと頭を撫でるとながーいあくびをするA


きゅっと間一文字に結んだ口が可愛い



口づけしたい気持ちを抑え指で自分の唇を撫でまわす


この指でAのソレを...



くちゅ、と
口に含むと少ししょっぱかった



美味しい美味しいAの味



こんなことばっかり考えて申し訳ない


こんなお義兄ちゃんでごめんな



起きたら一先ず謝ろう

ゆらゆら。　10→←ぴくぴくっ。　08

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