【ヒプマイ】だってイチャイチャしたいじゃない！【短編集】【※一部R18】

【夢主が布団（ベッド）の上で横になり乙女向けCDの添い寝ボイスを聴いてうっとりした顔で眠っていたら？】 ページ15

一郎

「……あっ起きたか？」


「何してるのって……抱きしめてるだけだけど」


「お前…俺が居るのにこんなの聞くんだな」


「……こんなに俺はお前だけを好きなのにお前は俺だけじゃないんだな」


「なあ、好きだぜ……」


「こんなボイス動画聞くって事は耳元で喋られるの好きなんだろ？すっげービクビクてるぞ………耳、弱いんだな」


「って、されるのがいいんだろ？(ﾆｺｫ)」


「怒ってねーよ、ただ俺以外の男の声で安心して寝てたお前にはお仕置きが必要だな」


「覚悟……しとけよ」







二郎


「おーい何聞いてんの！って寝てんのかよ、」


「お、起こしちゃったか、ごめんな」


「んでさー何聞いてたの？なんか気持ちよさそうに寝てたけど」


「ん？なんで隠すんだよー！俺、素直じゃない子は好きじゃねーぞ」


「は……女性向けの添い寝ボイス……？何？そいつの声聞いて寝てた訳？」


「意味わかんねーボイスなんか聞かなくても……俺が居るじゃん」


「俺、かっこいい声じゃないしテンプレなセリフとかもあんまり言えないけどさ……いつでも添い寝……してやるから」


「そんなのより俺と一緒に寝てよ」






三郎


「おはようございます」


「あっ、貴方のスマホならここにありますよ？」


「返して？浮気者には返せません！」


「なんで知ってるのって……？」


「最近よくスマホを伏せてニコニコしながら寝てるので気になって見てみたら…添い寝ボイスですか？を聞いているのを知ってしまいました」


「ねえ？これ浮気……だよ？なんで他の男の人の声で一緒に寝るの？」


「僕じゃあ物足りないの…？」


「まあ、どんなに謝ってもしばらくスマホは没収だけど」


「なんで？はあ、ほんとに低脳だなAは少し痛い目を見ないとやめないのはいつもの事でしょ」


「スマホの代わりに僕が一緒に寝てあげるから感謝しろよな、」

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