25話 ページ26
正直、出掛けている暇はないんだけど…と内心思いつつ凛月君に引っ張られている。
何処に行くのかわからないまま、私は凛月君の歩く速度に合わせて歩く。
「Aちゃんは猫は好き？」
「え？猫は好きですよ。休みの日は猫カフェに行ったりするくらい…大好きです」
「なら、良かった。猫カフェに行こうかなって考えてた。勝手に決めたりしてごめん」
「なんで、謝るんですか？凛月君は…私が喜ぶと思って決めてくれたんですよね？…ありがとうございます」
私が凛月君にお礼を伝え微笑むと赤い瞳を丸々にし照れている表情が私でもわかった。
その表情が可愛くて、思わず凛月君の頭を帽子の上からだけど撫でた。
「っ…。俺が年下だからって…子供扱いしないでよね〜」
「ごめんなさいっ、子供扱いなんてしてないよ。ただ…凛月君が可愛くて…」
私の行動が凛月君を不快にさせたみたい…。やっちゃった…。猫カフェに着く前にどうにかしなきゃ…息抜きにならない…。
「…可愛いって言葉も男は嫌だよ」
私の言葉は…人を怒らせたり不快にするみたい…。私は怖くなって口を開くのを辞めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています！お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (
レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅狼鬼 | 作成日時：2021年9月7日 19時
