24話 ページ25
慣れないメイクをしたり、服を選んだりバタバタしてしまい駅前に着いたのは10時15分。
私は朱桜さんが待っているとばかり思い込んでいて、綺麗な赤髪の人を探した。
「はぁ…はぁ…。朱桜さん何処だろ…」
「やほ〜」
ん？？この声…
「り、凛月君！す、朱桜さん見かけませんでした？待ち合わせを」
「あ、それ俺だよ。ス〜ちゃんにお願いしたんだAちゃんを強制的に待ち合わせさせてって」
赤い瞳を細め凛月君は意地悪そうに笑う。私は状況が分からなくてキョトンとしてしまい、頭の中を整理するが、全くわからない。
「だから、俺が誘うと断るでしょ？衣装制作をしたいからって…。まぁ、あの優しい優しいス〜ちゃんのお誘いも断ったみたいだけど」
「だって………あと」
「あと2週間しかないって言うんでしょ？だからこそ、今息抜きが必要だと思うんだよね〜。行き詰まった時は癒しが必要。特に…なんでも一人で抱え込んで我慢しちゃうAちゃんには」
凛月君は深く被っていた帽子の鍔をクイッとあげて、優しく微笑み私の手を握り歩き出した。拒否権はないよと言うように。
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています！お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (
レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅狼鬼 | 作成日時：2021年9月7日 19時
