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22話 ページ23
会社を無事退職出来た私は、凛月君に降ろしてもらい改めて天祥院さんに頭を下げた。
「あのっ…ありがとうございました。私一人だと…辞めれなかったです。本当にありがとうございました」
「お礼なら凛月君に言うべきだよ。僕はただ付き添いだからね。凛月君が昨日の夜電話くれて様子を見に来ただけ」
天祥院さんは先程と違う笑み…優しい笑みを浮かべていた。私は、天祥院さんの言葉に凛月君の方を向き頭を下げた。
「凛月君ありがとうっ」
「エッちゃん恥ずかしいから辞めて。…ほら、Aちゃん帰るよ。エッちゃんありがとう…」
少し頬を赤らめた凛月君は、私の手を優しく握り天祥院さんにお礼を言って歩き出した。
「凛月君乗って行かないのかい？」
「たまには歩くのもいいでしょ？」
凛月君は天祥院さんの言葉に返事をし優しく微笑んだ。
「英智様、野暮ですよ。朔間様は花咲様と二人になりたいんですから」
「弓弦、そうだね。…僕とした事が…気が付かないなんて」
二人の会話は私達に聞こえる事はない。
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています！お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (
レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅狼鬼 | 作成日時：2021年9月7日 19時
