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翌日。




小金丸には蜜璃ちゃんのところへ行ってもらい、私は今回の主役 冨岡さんの屋敷に向かう。




柱合会議でもあまり話さなかった為少し緊張している。





向かう途中の街中で 無一郎を見つけた。









「おはよう、無一郎くん。」









「お館様…じゃない、えっと……Aさん、であってる?」









どうやら覚えていてくれたらしい。



記憶がないかもしれないと思っていたけれど、流石にお館様関連は大丈夫なようで、

お館様様から結びつけて思い出したと言った感じだろう。









「うん、あっているよ。ありがとう。



少し話がしたいんだけどいいかな?」









せっかく会えたのだし、きっと無一郎くんであればすぐに終わるだろうから今話しておいた方がいい。









「大丈夫。

けど昼餉がまだなんだよね……一緒に食べる?」









無一郎くんがそう提案してくれた。



実はしのぶさんから柱の皆様の攻略法のようなものを伝授していただいていた。

その時に無一郎くんのことを聞いていたけれど、その話と少し違って見えた。




仲良くなれる機会を逃したくもないので快く承諾した。


_____________
______

「ご注文はお決まりでしょうか?」









「ふろふき大根。」









「でしたら私も同じものを頂けますでしょうか?」









「畏まりました、暫しお待ちください。」









注文を終えると無一郎くんがこっちを見てきた。









「話って何?」









不死川さんと同じようにいきなり切り出された。


無一郎くんに関しては聞かなくてもいいだろうと思い、早速話をした。









「前に冨岡さんを笑わせようとしたらしいけど、その時のこと覚えているかな?」









尋ねるとしばらく黙って考え込んだのち、 そういえばそんなことあったかも。と言った。









「またお館様から同じ指令が出されたんだ。


今度は私が主体となって動く予定なんだけれど、参加してもらえるかな?」









「別に、どうせ忘れるし何でもいい。」









しのぶさんの言った通り 何でもいいと言って承諾してくれた。

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作者名:ヒイロ | 作成日時:2020年4月21日 19時

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