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†彼女の涙 ページ20

黄瀬side









ガタンッ!








そう強く扉を閉め、出て行ったAっち。








みんな、いきなりのことで驚いていた。






初めてちゃんと聞いた関西弁で喋る彼女。






なのに、怒っていて目に涙を溜めている姿なんか見たくなかった。









黄瀬「……。


青峰っち。







Aっちのこと、教えてくれないっスか?」









全員「「!!」」









気づいたら発していた言葉だった。









リコ「!!

私も聞きたい!

Aちゃんは…



私達誠凛の仲間だから!!」







笠松「…俺からも、海常からもだ。



誠凛に練習試合で負けて…

黄瀬が泣いてたのも俺は知ってる。


そんな時、あのマネージャーは、黄瀬に声をかけていた。」






森山「そのかけた言葉のおかげで、今の黄瀬いる。




それに、俺らも気づかされたしな。」




黄瀬「…先輩…」









大坪「俺らからもだ。」



高尾「俺も…知りたいAちゃんのこと。」


緑間「俺もなのだよ。」








その時、講堂でAっちに抱きついていた人が口を開いた。









白石「……。




正直、俺はAの事は全部知っとる思ってた。




でも、俺もまだまだやな…」





そういう顔はどこか切なかった。









謙也「“俺も”とちゃうわ、俺らもっちゅー話や」




財前「そうっすわ。」





遠山「…ワイ、A姉ちゃんのこと聞きたい」




千歳「俺もたい」









幸村「…四天宝寺が“まだまだ”だったら、俺らなんかもっとだね。」



真田「うむ。他校だから、Aと話す時間も少ないからな」




柳「データを取れたと言っても、全てを知ったということではない」





赤也「…A先輩の事、知った気になってたっスね」




丸井「俺もだぜぃ…」



仁王「そうじゃの…


でも、今からでもAの事、知りたいぜよ」









忍足「同感やわ。
マネージャーとしても、凄いよくやってくれたわ」




岳人「おう。

俺も
…Aが思ってる事もちゃんと知りたい。」




芥川「Aちゃん…」




鳳「A先輩の事、ちゃんと知りたいです」



宍戸「…俺もだ」







跡部「フッ…



知りたいと思うのは、お前らだけじゃねぇぜ?




勿論、俺もだ。







だから、教えてくれ…」








シーンと、張り詰めた空気の中、大輝が言った。

†彼女のバスケ→←†関係ないと言い張って



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設定タグ:テニプリ , 黒バス , 混合   
作品ジャンル:アニメ
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さしみ(プロフ) - すごく面白かったのでここで終わっちゃったのは残なんですが、また再開することがあれば読ませていただきます!本当に面白かったです! (2021年2月10日 19時) (レス) id: 52bb9638d4 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きないと困る (2019年7月26日 17時) (レス) id: 9422517b5f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きないんですか?見たい…(;_;) (2018年5月22日 22時) (レス) id: b92c1415d4 (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - とっても面白かったです!!続きが見たいです!!!次は青峰と主人公が試合してほしいです!!お願いします!! (2017年11月10日 18時) (レス) id: 0f09fef534 (このIDを非表示/違反報告)
3JSB - 面白かったです!続きを楽しみにしています。次は、不二先輩をたくさん出してほしいです(*^^*) (2016年8月18日 0時) (レス) id: 352822bcb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プリュード | 作成日時:2013年5月24日 21時

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