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49歩目 ページ49

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─黒尾side





家に大人数引き連れて帰宅。


今は昼1時。腹減ったな…
俺を始め、ここにいる全員昼飯食ってなくね?
どーすんだよ…何も食うもんねーし。


そんなことを考えていると

ピンポーン。
チャイムが鳴った


たぶんAだろうなと思いつつ
玄関を開けるため腰を上げる

そんな俺より早く、木兎が


木「Aだろ!!?俺、迎えにいってくる!!」


ドタドタと階段を駆け下りていった

俺も後を追うように、のそのそと歩き出す
まぁ、鍵さえ開ければたぶん勝手に上がってくるだろ、そんなことを考えて。


だが、俺が階段を下りている最中も、上がってくるどころか声すら聞こえなかった
不思議に思い、玄関へ向かうと


(っ木兎、あいつ!!)


そこには木兎の腕の中で少し苦しそうな様子のAが。

いつもならかわすくせに
なんで今日は捕まってんだよ…
胸に湧いてくるモヤモヤを抑え平静を装い、離すよう木兎に言う。


次は加減するだの何だの言ってるのが聞こえるが、もう二度とさせるかっつーの。


叫ぶ木兎を無視してAがあがる。


「お邪魔しまっす。」


こいつ意外とこういう挨拶大事にするよな…
ってのはどうでもよくて。
階段を上がろうとするAに声をかける


ク「A、ちょっと手伝って。」


「?なに?わかったよー」


こっちについて来るのを確認しながら
リビングのドアを開ける


ク「木兎、お前は先に部屋戻ってて。いま飲み物持ってくからさ」


木「おう!ありがとな!!」


そこまで聞いて、リビングの扉を閉める。


ク「んで、お前はなんで木兎に抱きつかれてんだよ」バチンッ


「痛っ!!」

デコピンをお見舞いしてやった。




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作者名:ゆう | 作成日時:2016年1月17日 6時

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