46.穏やかな会話と張り積めた空気と ページ11
あのあと、先生が来てからは
車で送ってもらい、そのまま布団に直行して寝た
〜翌日〜
貴「おはよー」
挨拶をしながら、いつも通り教室のドアを開ける
すると、みんなが私を見る。え、なに
視線に疑問を持つ私に、真っ先に飛び付いてきたのは柚子加だった
月「おはよう!大丈夫!?みんな大きな病気じゃないかって心配してたよ!!」
貴「え、そうなの?」
なんでそういうことになったんだろう、と思っているとクラスメイトが口々に喋り出した
「私、G●Oのバスケが病気でできなくなるやつとAがダブってみえてびっくりしたわー」
「それな。それに罪沢ってなんだっけ、ずっと学校休んでなかったらとれる賞とりそうなくらい元気なイメージあるしな」
GT●の影響すげぇ。ていうか私だって休むくらいするっての
それを話題にみんなと駄弁っていると
花「…」
花宮くんが此方に目を向けていることに気づく。あ、そういえば運んでくれたの花宮くんなんだっけ、お礼言わなくちゃなぁ。そのあとの記憶は曖昧だけど_______
貴「(とか言えたら、どんなに幸せか…)」
体調が悪くて、記憶が曖昧とかそういう都合のいい話は滅多にないことだ。
所詮、物語の中だけの話。それに、私は忘れ物は多い方だけど、人との会話の記憶力が何故か異常に高い
てことで私、罪沢 Aは昨日の自分の言動、花宮くんの言動、表情。すべてバッチリ覚えてます、クソが
自分の昨日の行動に、しみじみ後悔する。昨日はなんだか気分が変だったんだ。し、仕方ない。「もう私は何しても許されるぜ!!あとの、ことは気にしない!!\ヘイッ/ワカチry」くらい気分が可笑しかったしなぁ
このあとどうしようか、などと昨日と関係あることばかり考えながら鞄の用意を終えると
「罪沢さん、ちょっといいかな?」
鞄の用意を終わったのを見計らったようにタイミングよく聞こえた声
今、一番聞きたくない声だ
貴「…花宮くんかぁ、いいよ。」
花「うん、ありがとう。じゃあ着いてきてもらえるかな。」
穏やかな顔で会話する、私と花宮くん
そんな私達は、クラスの視線を運よく集めることなく何処かへ歩きだした
________
やっとログインできました!(遅い)COMMUやってるので、良ければ話しかけてやってください
378人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
放浪猫(プロフ) - KANA(♀)さん»⊂【靴下】あ、どうも(´・ω・`)。霧崎バスケ部と話す回数多くなりそうですね。山崎くんが癒しってwあぁ、これからの誠凛との交流も気になりますね(*´∀`*) (2014年10月8日 1時) (レス) id: 58e497fb11 (このIDを非表示/違反報告)
自由自在@無気力(プロフ) - 変態は紳士じゃねぇよwwwwwwwファーwww (2014年10月7日 22時) (レス) id: dc9a831603 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - 蛇姫@喰種さん» 大丈夫です!「変態という名の紳士」になればいいんですよ!あ、あとチャット化してしまいそうなので、私はこれで失礼致します(- -;;) (2014年10月7日 20時) (レス) id: e048d7fd74 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - 自由自在@無気力さん» ナイスです! (2014年10月7日 20時) (レス) id: e048d7fd74 (このIDを非表示/違反報告)
自由自在@無気力(プロフ) - じゃあ……つ【トレイ&グラス】これでも運べば良いんじゃない(2828 (2014年10月7日 20時) (レス) id: dc9a831603 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:KANA(♀) | 作成日時:2014年9月4日 20時