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禁【33】 ページ6

中「ほら、乗れ」

わざわざ助手席のドアを開けてくれる

「ありがと…意外と紳士?」

中「意外とは何だ。あ、帽子屋行っていいか?」

「太宰さんで云うその『趣味の悪い帽子』の?」

中「太宰は頭からもう腐ってるからこの良いものが分かんねえんだよ」

「私は似合うと思うよ?双黒(小)ぽくて」


中「ぶっ飛ばすぞ手前…」

キキィととあるお店の駐車場に止まる

「ここ?」


中「嗚呼。行くぞ」


と云いつつ開けてくれるもんだからなんだかちょっと姫気分


「なんか中也っぽいのが沢山ある。…オネェだ」


中「おーい。最後なんか聞こえたぞ。」


「ナンデモ」

それから彼は適当に帽子屋を見ていたがこれといったものがなかったのか 行くぞ と店を出た


「次は?」

中「あー、なんか食うか?」


「いいね、肉食べたい肉」


中「嗚呼?夕飯ねえのかよ?」


「え、君の奢りで夕飯は肉だよ」


中「今から夕飯!?早くねえか」


え、どんな規則正しい生活をしているんだ幹部は


「私マフィアにいた時、夕飯とか関係なしに腹減ったら食ってたよ」


中「…まじか。だったら美味いワインのあるところにしよーぜ。」


「連れて行け」

中「ハッ お嬢さまかよ。仰せのままに」

と、手を差し出してきた


ノリだよね


いつもこんな事ノリじゃなかったら今頃真っ赤になってるよね!?


中「っ冗談だよ!!!!んな顔すんな莫迦」


「うるさい!!アンタが「中也」は?」


中「手前、俺のことアンタだの君だの幹部さんだのばっかじゃねえか。




名前で呼べ蛸。」



「まって、蛸って何蛸って。だいたいあんたも人のこと名前で呼びなさいよ!ちびっこマフィア!」


中「ンだと手前とそんな身長変わんねえだろ!!」


「そこ!?」









ギャーギャーと騒ぎつつも店に向かうふたりを



太「…あの2人本当に似てるよね」


たまたま買い物にきていた太宰はにんまり見ていた

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Y子(プロフ) - 優芽さん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません(;;)!こちらこそありがとうございます! (2017年3月5日 19時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
優芽 - 中也さんかっこよかぁぁああ Y子さん!!ありがとうございます(*≧∀≦*) (2017年2月28日 21時) (レス) id: 15485cb7b6 (このIDを非表示/違反報告)
Y子(プロフ) - ☆★SON★☆さん» ありがとうございます!頑張ります(^-^)! (2017年2月24日 3時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
☆★SON★☆(プロフ) - 中也さんのやばいです。o゜ヤバ(p´□`q)ヤバ゜o 。これからも体に気を付けて頑張って下さい! (2017年2月23日 16時) (レス) id: a8a1969d06 (このIDを非表示/違反報告)
Y子(プロフ) - 和さん» ありがとうございます!はい!!中也はほんとに最高です…!!!アイネクライネでもコメントしてくださりこちらまでもありがとうございます!頑張ります(T▽T) (2017年2月22日 22時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Y子 | 作成日時:2017年2月21日 23時

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