禁 恋 -second- 【文スト】

禁【３２】 ページ5

「まさかとは思うけど昼間から呑むって云う訳じゃ…」

中「ねーよ。阿呆か。」

「ごめんチビに言われてもあんま何かこう、何も感じない」

中「あァ？知るか莫迦」

「さっきから阿呆と莫迦しか言われてないんだけど？チビ」

中「ぶっ殺す…」

「堪忍」

中「…つーか手前本気で何しに来たんだよ」

「会いに来た？」

中「あっそ、」

ずっと思ってたけど、


「アンタたまにオネエ入るよね」


いやほんとに、あっそ、っていう処でちょっと女っぽかった。

ジト、と見られた。


え、なに。



中「あー、何だ。









ど、どっか、行く、か？」





顔を赤くして口元を手で隠し目線だけをこちらに向けて云う姿は


こちらまでも何だか恥ずかしくなって


「え、いい…の？」


平然とするのが難しい





また心臓がうるさい。








あ、









中原中也(コイツ)に異能力使って殺しかけたの忘れてた、




(後で謝ろう)









中「どこ行きてえんだよ」


「え、特に無し。」



中「じゃ、まあ、取り敢えずぶらぶらすっか」


「うん。」

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