通知六十四件 ページ16
亜空は満足したのか手を離した。
「美雪は?」
私は察して首を横に振った。
私もそれなりに満足したし亜空に罪を被せることにした。
「……ひどっ……!何もここまですることはないでしょ……」
「ここまでしないと気がすまないの」
優菜は髪の毛を手でとかしてキッと亜空を睨み付ける。
「じゃあ言うけど……!」
「何?まだ抵抗するつもり?」
「美雪ちゃんは亜空の正体を知ってるから!」
「……正体?」
.
.
.
待って。
もしかして今から話すのって…………私が優菜にムーンライトの正体を聞いて、亜空だって知ったときのこと?!
「美雪ちゃんはムーンライトが亜空だって知ってるからね!」
瞬時に亜空が私を見る。
「………………本当なの?」
「本当だよ!だって私に直接聞いてきたもん!ムーンライトは誰かって。」
「…………信じられない」
ここで私たちに亀裂が入った。
いやすでに亀裂は入っていたのかもしれない。
手遅れだってことはだいぶ前から分かってた。
分かってたけど。
いくらなんでもタイミングが悪すぎる。
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドロシー - おっもしろいです!! (2018年4月23日 16時) (レス) id: bcf78dbe1f (このIDを非表示/違反報告)
春姫(プロフ) - 38@2033さん» ほんっとすみません…(m´・ω・`)mはい!お互い頑張っていきましょう!← (2017年5月6日 20時) (レス) id: 4de0ddfce5 (このIDを非表示/違反報告)
38@2033(プロフ) - 春姫さん» えぇ?!消しちゃうんですか、残念です。事情があっての判断ですね...お互いこれからも頑張りましょうね(=゚ω゚)ノ (2017年5月6日 20時) (レス) id: 4a82a00d53 (このIDを非表示/違反報告)
春姫(プロフ) - 38@2033さん» すみません!やっぱり、あの小説消す事にしました。理由は本編に書いて((ほんっとすみません!参考にさせてもらったりこの小説の名前を貸してもらったのに…やっぱ、私は応援してる方が合ってるって事ですね(苦笑)ほんっと迷惑かけてすみませんでした! (2017年5月6日 20時) (レス) id: 4de0ddfce5 (このIDを非表示/違反報告)
38@2033(プロフ) - 水菜さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年5月6日 17時) (レス) id: 4a82a00d53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ