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その日から、1日に何度見にいっても変わらない彼のアカウントを頻繁に見るようになって




彼女と彼のアカウントを、舐めまわすように隅から隅まで
見てわかったことは






三ツ谷くんはいまブランドを立ち上げ、もう既にインターネットを中心に商売として成り立たせていた。






そして多分、そのブランドを三ツ谷くんと共同で成り立たせているのが今の彼女さんである。






SNSからずっと離れていた私は知らなかったけれど、
彼のブランドは立ち上げ早々話題になってお洒落な子達の間では随分有名なんだとか、







なんだか三ツ谷くんらしいデザインだなぁ、なんて



すっかり検索履歴に常連のように残るようになった彼のブランドのホームページをまた見ながら、大学の近くのカフェでコーヒーに口をつけていた






机に画面を伏せて置いたばかりのスマホが鳴ってディスプレイを見ると、エマちゃんからだった

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作者名:Anju | 作成日時:2022年8月13日 17時

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