検索窓
今日:40 hit、昨日:36 hit、合計:304,851 hit

24 ページ24

.




「どうすればいいんだろ」

「奪略する」

「別にそんなことしたい訳じゃない」

「じゃあどうしたいの」


「、、、三ツ谷くんのこと考えられなくなるくらい、好きな人が欲しいです」

「その顔なら人選ばなければ彼氏できるよA普通に可愛いもん」





彼氏が欲しいんじゃなくて、好きな人が欲しいんです!
と言いたかったけれどまた面倒くさがられそうでうーん、と適当に返事する







せっかくだから駅まわりをぶらぶらしてから帰ろうって事になって


大学内で有名佐野万次郎くんの圧倒的な顔面は大学外でも当たり前に通じる様で、ちょっとでも別行動すると女の子に声をかけられているマイキーくんを遠くから眺める




この夏に入ってから新しい服を1着も買ってなくて、エマちゃん誘ってまた来ようと思いながら駅ビルを見てまわっていると、マネキンが着ているワンピースが目に止まって、思わずそのお店に立寄る




入学したての頃は、まだお洒落に気を使ってたけど。
最近は楽な服装ばかりになっていて、久しぶりに女の子らしい服を見るとやっぱり可愛くて入口から順に夢中になって洋服を見ていると














「A」


と呼ばれてその声に一瞬、息が止まる

















「三ツ谷、くん」





.

25→←23



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (527 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1148人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Anju | 作成日時:2022年8月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。