赤司46 ページ48
Aをクラスに送り届け虹村さんに連絡をした
赤『やはり頼み事をお願いします
監督のお見舞いにAも同行させてやって下さい
よろしくお願いします』
返信はすぐ来た
虹『バーカそりゃ頼み事じゃねぇよ』
フッ…虹村さんらしいな
練習前にはコーチも立ち直りいつもと
変わらない様子で皆に伝えた
練習メニューもいつもどおりだ
真「赤司。朝はすまなかった
練習後取材が何件か入ってる
緑間と対応を頼む」
赤「分かりました」
真「その後は明日からの練習メニューを話したい
それと2〜3軍からの昇格者についても」
やる事は沢山だ
正直見舞いに行ける時間など取れそうにない
取材を受け真田監督と練習メニューを話してると
♪"〜
真「電話か？」
赤「いえ。話を折りました」
宛名だけ確認して電源を落とした
迎えの車の中で電源を入れ彼女からのメールを読んだ
貴『忙しいのにごめんね
征君に知らせたくて…展覧会を開催される事になったの
新しい絵を出す時間はないけど
今まで描いたのを出すよ
あの桜の枝の絵もみんなの絵も
沢山の人に見てもらうね』
驚いた…まだ中学生の彼女が展覧会を開けるなんて
彼女の才能は出会った当初よりも格段に上がってる
それに比べて俺は…
才能はある筈だ…がまだ開花しない
青峰は既に開花したのに
俺は…彼らや彼女に置いて行かれるのか？
早く…花開いてくれ…
彼女の成功が嬉しい気持ちの反面
嫉ましい気持ちがどこかにあり
すぐに返信はせず次の日に見送った
取り繕うように饒舌な文面で…
あれから練習でも青峰だけが別格の強さを発揮していた
…が紫原までもが動きが機敏になってきてる
紫原も才能が開花し始めてるのか？
俺よりも先に？
緑間も練習では目立つ事はしないが
自主練の時に俺は見た
ハーフコート少し手前から3Pが入ったのを
あの調子ならハーフコートから3Pが決まるのも
時間の問題だ
緑間も…才能が開花し始めてる
…俺はまだ兆しさえない
置いていかれる事がより焦りとなり
あんなに楽しかったバスケが…楽しいとは思わなくなっていた
家では父からより圧力をかけられ息苦しさは増すばかりだ
俺は…どうすればいいんだ
ある日突然やってきた
青「っざけんなよっ！だから毎回毎回あっさり抜かれてんじゃねぇよ！
止められなくても何かしねーとヘルプもへったくれもねーだろーが！」
部員「…やってるよ青峰君が凄すぎるんだって
君を止められる奴なんていないよ…ハハ」
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ゆい(プロフ) - はい！ (2021年8月16日 20時) (
レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます！赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね！おめでとうございます！これからも応援してます！ (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ochapy | 作成日時：2021年8月8日 21時
