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赤司31 ページ33

赤司side

彼女と和解したようだな

それから生徒会の仕事が忙しくなり

彼女と会える日が減った

部活後も虹村さんからの引き継ぎの為

体育館をすぐに出なくてはいけなく

俺以外が彼女と楽しく話してるのを横目に見た

…仕方ない。これも帝光バスケ部の為だ

赤『アイツらと仲良くさせていいのか?

Aが心変わりする可能性は?』

それはない

彼女はあの時約束してくれた

それにみんなもAも話したいに決まってる

俺だけと制限させるのは彼女にしたくない

赤『なら皆に関係を打ち明けろ

釘をしっかり打て!』

分かってる。近いうち…キャプテン発表と

全中が終わってからだ

そう…俺以外が行動を起こすなんて予想してなかった…

虹村さんとの話も終わり部室へ戻ろうと…

青「赤司」

赤「青峰?どうかしたか?」

青「あー…話があんだけど

時間取れるか?」

赤「?ああ」

青「なら…3軍の体育館来てくんね?

鍵は俺が借りとくからよ」

赤「分かった」

着替えを済ませ鞄を持ち

青峰が待つ体育館へ向かった

体育館からはドリブル音が聞こえる

待つ間さえもバスケか…相変わらずだな

赤「すまない待たせた」

青「!!…いやそんな待ってねーから」

赤「それで用件はなんだ?」

青「あー…」

ドリブルをつきながら顔を背けてる

赤「何か部に不満があるのか?」

青「いや。ねーよ

そっちじゃなくて…ハァ…

…俺昼休みにAに告白したんだ」

…何だと?青峰が告白?Aに?

青「…オマエら付き合ってんだってな

知らなかったぜ

オマエら…あんま話してんの見た事ねーから」

赤「お前達が知らないだけで彼女とは親しい間柄だ」

青「そうかよ…マジで…セイテンのヘキレキだぜ

コレ今日の国語で習った」

赤「全中後にみんなに話す予定だ」

青「アイツらには黙っておくぜ

…テツは知ってるのか?」

赤「ああ…Aから話した」

青「そうか…だからアイツあんな事…

…悪い赤司。俺は諦める気ねーから」

赤「…何だと?」

青「諦めきれねーんだ

出会った時からずっと…好きだった

この気持ちは簡単には消えねーよ」

…青峰の気持ちがとても理解出来る

俺も彼女にフラれていたらそう思う筈だ

赤「譲る気はない」

青「望む所だぜ!

あーなんかスッキリしたわ

じゃあな!」

赤『何故大輝の気持ちを折らない』

好きという気持ちをいきなり辞める事など出来ないだろ?

赤『僕らがフラれる?

あり得ない。そんな想像する事すら滑稽だ』

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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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