検索窓
今日:58 hit、昨日:5 hit、合計:34,524 hit

赤司21 ページ23

赤司side

そんな俺とは違い…家族団欒でのパーティー

それも彼の家族と一緒に…

閉じていた目を開け天井を見た

俺は…彼女に出来る事をしよう

いつもの練習が終わりシャワー浴びて足早に支度をした

緑「赤司。急いでいるのか?珍しいのだよ」

赤「ああ。先に失礼するよ」

門の前に停まっていた車に乗り込んだ

使「お帰りなさいませ征十郎様

ご要望の品をご用意しました

花束はお席にアクセサリーも資料にまとめて

お側に置いてあります」

赤「ありがとう」

花束は文句なしだ

車内が薔薇の香りに包まれている

あとは彼女への贈り物だが…

資料に目を通した

ピアス…はあまり贈りたくない

ネックレスは…デザインが気に入らない

彼女が髪を結ばないのでヘアーアクセサリーもない

指輪は…贈りたい品だが…重く取られそうだ

赤「やはりブレスレットか」

何点か候補がある

華美な物は彼女に似合わない

シンプルかつ品があるような…

ペラペラと資料を捲ると…!!これだ!

思い描いてたとおりの物がそこにあった

赤「車を出してくれ

49Pの店だ」

使「かしこまりました」

店に着く間彼女にどう渡すか想像した

喜んで貰えるだろうか

早く君に…会いたい

店に着き目当ての物を購入した

もちろん自分が株で利益を出した物を使った

父が稼いだ金は…使いたくなかった

彼女の家のインターホンを鳴らしたが…

出てこない

というより人気がない

パーティーと言っていた筈なのにだ

反対に隣は賑やかなのが外からでも分かる

表札を見ると【黒子】

やはりこちらでパーティーだったか

インターホンを鳴らすと足音が聞こえ

後ろに花束を隠し人が出てくるのを待った

貴・黒「はーい」

声がピッタリ揃って2人が出てきた

やあパーティー中にすまない

彼女に用があって来た事を伝えると

黒子の顔に変化があった

小さな変化だから見逃しそうになったが

彼に尋ねるとその変化はすぐ無くなり

いつもの黒子に戻った

彼女と2人きりになり後ろに隠していた花束を彼女に渡した

貴「キレイ//!」

お祝いの言葉を発すると彼女はより笑顔になった

君に似合う薔薇にした

それと…こちらが本命の品なんだ

彼女の左手を持ち上げ手首にブレスレットをはめた

彼女は驚きつつ桜のモチーフを気に入ってくれた

俺達が出会ったきっかけの桜を選んだんだ//

いや俺があげたくてあげたんだ

それに君の絵は俺の支えになってる

食事はいいんだ

気に入ったなら貰って欲しい

赤司22→←赤司20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
379人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。