赤司19 ページ21
赤司side
それにしても…ミスが多過ぎる
緊張かまだスタイルが完全に自分のものになっていないか…
その両方か…とにかくこのままではマズいな
彼は出続けたが昇格試験の時に見せた力は
機能せず午前の試合が終了した
青「ずぉん|||」
紫「峰ちん何それ?ヤバくない?」
青「弁当…さつき…の…食うか?」
紫「いらなーい」
青「コンビニ行ってくるわ」
緑「早く戻れよ」
それにしても…初陣とは言え散々だったな
さすがにあれではコーチの失望は大きい
午後には使って貰えない可能性も…
俺の見込み違いだったのか?
テストの時は出来ていた筈だ
にも関わらずパスは噛み合わず
ミスディレクションの効果も薄かった…
…まぁひどい目立ち方をしていたから
そっちの方は当然と言えば当然か
紫「あらら?…これ峰ちんの財布じゃね?」
緑「何をしに行ったのだよアイツは汗」
黒「あの…ボクが届けてきましょうか?」
紫「ん?じゃーよろしくー」
ヒョイ
黒「わ汗…急に投げないで下さい」
紫「えーそっちがトロいんでしょー?」
!!…そういう事か
彼が午後出てきたらアドバイスしてみよう
間もなく試合が始まる時に虹村さんの姿がない
虹「おーう連れてきたぞー」
全「??」
虹「ほら挨拶っ!」
灰「ウ、ウィース」
全「(灰崎…顔ひでぇ!)」
虹「2軍の奴がゲーセンで遊んでるコイツ見つけてよ
近かったし会いに行ったら元気そうだったから連れてきた」
全「(だがもう虫の息だ)」
部員「ユニ持ってきました」
虹「おうじゃ着せとけ」
真「スターティングメンバーは赤司、緑間、
紫原、青峰、灰崎だ。行ってこい」
全「(そしてコーチもさらりと鬼畜だ)」
真「それと黒子。オマエは後半から出て貰う
いいな?」
黒「…はい」
試合が始まるが午前もフルに出た俺達は
だんだん動きが鈍くなりミスが増えてきた
動きたくとも体が上手く動かない
前半は2点差で終了した
吹きでる汗を拭いドリンクを流し込んだ
虹「オラ。シャキッとしろ
万が一負けたら分かってんだろーなオマエら」
真「後半は灰崎に代わって黒子を入れる
特にその他指示はない
プレイは各自の判断に任せる」
彼はやる気に満ちた顔をしていた
午前と同じ失敗はしては困る
赤「パスの強さを少し修正する必要がある
1試合目パスのタイミングが合わなかったのは
緊張していたからだけではない
2・3軍の動きの速さに合わせていたからだ
彼らの動きはもっと速い」
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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時