深紅の君に…9

赤司18 ページ20

赤司side

緑「知っています来週ですよね？」

虹「ああ…けどウチは基本実力的に頭2つは

抜けてるからな

敢えてシビアにする為にわざと制限つきで試合する

今年の制限は【1年のみ】だ

今までスタメンは上級生とローテーションで

替えていたが今回はオマエら5人だけで戦って貰う」

全「……」

虹「オレらもベンチに入ってるから万一

危なくなったら交代するがもしそうなら

最悪降格も覚悟しとけよ

それともう1つ…1年っつー事で黒子にも

シックスマンとして出て貰う

ただし…もし使えなけりゃ即降格だ」

問題の交流戦当日を迎えた

大事な試合なのに…灰崎と連絡がつかない

自分勝手にもほどがある

？『はやく代わりを見つけるべきだ』

分かってる…だがまずは彼だ

ガチガチに緊張してる彼が機能するか…だ

♪"〜

赤「？…灰崎です」

虹「ああん！？よこせ！灰崎テメェ今ドコだ！？」

灰『すんませーん風邪ひいちゃって…』

虹『あぁ！？風邪っ？！』

灰『いやマジで…熱39°くらいあって咳も…

ゴホゴホ』

　ブチっ！

虹「寝坊して仮病だな…あとでシメとけ

今回は特にキツくな」

赤「はい」

真「灰崎は欠場よってスタメンを変更する

スターティングメンバーは赤司、青峰、緑間、紫原

そして灰崎の代わりに黒子。以上だ」

黒「…汗」

予想より早く見せる場面が出てきたな

赤「落ち着いて黒子

まずはゆっくり…」

　バタン

……

黒「すみません足がもつれてしまって…

大丈夫です」

赤「いや…全然大丈夫ではないね！？汗」

青「うぉぃテツ！」

黒「え…あ…」

審判「レフェリーストップ！」

紫「怒怒！足引っ張る所かいきなりパンツ脱がされた気分っ！」

緑「なんなのだアイツは…」

青「1秒で交代しちまったぞ汗」

赤「これはさすがに…想定外だ汗」

彼の代わりに虹村さんが入った

虹「…まー細けー説教はあとだ

まずは勝つぞ」

虹村さんが入ると気持ちがしまる

パスを上手く使い緑間が決めた

虹「っしゃあ！」

真「バカモン！制限を忘れたのか！

オマエは今日はもっとセーブして戦え！」

虹「あ汗」

流れは続き俺達自身も点を取っていく

メンバーチェンジで虹村さんの代わりに彼が戻ってきた

パスを放つが…

紫「あ」

ボールは外に出てしまった

紫「あのさー何今の…怒？ふざけてんの？」

黒「ふざけてません」

紫「捻り潰すよ怒？」

黒「捻り潰さないで下さい」

緑「やめるのだよ紫原」

赤「落ち着いて周りをよく見るんだ」

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