赤司15 ページ17
赤司side
家の事を話すのは…苦手だ
周りは媚びを売る人達ばかりで隠したくもなる
最愛の母を亡くし父も厳格さが増した
会話などほとんどない
?『だから僕が生まれた』
…ああそうだね
俺の話などつまらないだろう
彼女の事を知りたい
教えてくれないか?
貴「私は父母と3人家族なの
けどねテツ君の家族も私の家族なの
だから勝手に大家族だと思ってる
テツ君とは成長速度も一緒でホントの兄妹のようだ
ってテツ君のおばあちゃんから言われたりするんだ
それとね絵を描き始めたきっかけはテツ君だったんだ」
彼女は楽しく幼馴染の彼の話をする
彼女の思い出の中に居る彼が羨ましい…
君の全てに彼が関わってる
貴「ずーっと一緒だから♪
離れる時が想像つかないよ笑」
離れる時が来るならば…その時は俺が君の傍にいるよ
ちょうど目的地に着いたようだ
食事はカジュアルなフランス料理を選んだ
彼女は気に入ってくれたらしく
とても美味しそうに食事を楽しんだ
特に最後のデザートは…
貴「うわぁ♪美味しそう♡
それに盛り付けまで綺麗…♪」
赤「甘い物が好きなのか?」
貴「お菓子全般が好き♡
駄菓子も好きだからあっ君とまいう棒の新作食べたりしてるよ」
赤「あっ…君?」
貴「紫原敦君だよ♪
同じクラスでずーっと隣の席なの
授業で寝ちゃうあっ君を起こす係なの私」
紫原も言ってたが…かなり親しい呼び方だな
青峰に対してもそうだ
俺は…まだ彼らよりも距離がある…のか?
…埋めたい…まずは呼び方だな
苗字ではなく俺も名前で呼んでみよう
そうすれば彼女も俺を呼びやすくなるだろう
呼び方をAと呼んでもいいか聞くと
彼女は今日1番の赤さで答えてくれた
良かった//ありがとうA
1歩距離が縮まった気がした
年を越し新しい年が始まった
冬休みは部活も少なく家にいる事が多い
早く…学校が始まるといいんだが
赤父「征十郎。勉学はどうだ?」
赤「はい。精進しています」
赤父「バスケを続ける条件としての
勉学の維持は保っているようだな
万が一成績が下がれば退部して貰う」
赤「はい…肝に銘じています」
…バスケを辞めるなんて考えたくもない
こんな人と同じ生活も嫌だ
早く…解放されたい…
新学期が始まると息がしやくなった
やはり学校はいい
部活も久しぶりのせいかより楽しかった
そんなある日
部員「おい赤司!お客さんだ」
練習中に呼ばれるとそこには彼女と彼が居た
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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時