赤司9 ページ11
赤司side
その日はいつものように過ごしてるように
装ってはいたが頭の中では彼女の事を考えていた
俺が言った意味が分かっただろうか
彼女の出来る事を彼が受け止めた結果
バスケを続けるのは…分からない
ただ伝えるべきだと思った
…幼馴染…か
3軍で確かテツ…と呼ばれてたな
青峰とも知り合いらしく2人で自主練もしてる
芽生えなかったモノが芽生えた瞬間だ
【どんな奴なんだろ】
青峰にでも聞いてみるか
部活が終わり着替えをしてると
紫「ハァー疲れたーつまんなぁい1日だった」
緑「つまんなくないのだよ!
部活に出なければレギュラーから落とされるぞ」
紫「そんなの分かってるつーの
だから練習出てんじゃん
今日は…会えなかったから落ち込んでんの」
赤「誰にだ?」
紫「藤ちーん
昨日バイバイした時は元気だったのにさ
風邪でも引いたんかな」
緑「珍しいのだよ
お前が他人を気遣うなんて」
紫「だってー藤ちんは…特別//つーか…//」
赤「…なんて名前だ?」
紫「へ?藤ちん?有名人だと思うよ?
ほら廊下に飾られてる絵を描いた
藤本Aちゃんだよ♪」
緑「ああ体育館の絵を描いた奴か
確か最優秀賞を貰ったようだな」
赤「…親しいのか?」
紫「まぁね♪なんせ入学からずーっと隣なんだ♪
オレが寝ちゃうと起こしてくれるから
センセーがオレの隣専用にしてくれたんだよね
だからぁついつい寝ちゃう♪」
緑「全くっ!しっかり授業を受けるのだよ」
赤「まさか紫原もとはな」
紫「え?何が?」
赤「いや何でもない
俺は青峰に用があるんだが
どこに居るか知っているか?」
紫「知らなーい」
緑「練習後残っているみたいなのだよ」
赤「ああ
悪いが一緒に探してくれると助かるんだが」
紫「いいよー」
緑「分かった」
2人に手伝って貰い青峰を探した
赤「青峰。こんな所に居たのか」
青「あー向こうの体育館は人が多くて…」
赤「まぁどこで練習しても構わないが…」
青峰の奥に居るのが…彼か
…ん?彼女から聞いた話だと
随分バスケをしてる筈だが…
ほんの小さな好奇心から少し興味が湧いた
紫「あれー?こんな人いたっけ?」
青「いつも一緒に練習してんだ
1軍じゃねーから分からねーよな」
紫「ふーん
ねぇ峰ちんも見つかったし早く帰ろーよ」
赤「…彼に少し話がある
いや…興味と言った方がいいな
面白い…初めて見るタイプだ
もしかしたら俺達とは全く異質の才能を
秘めているかもしれない」
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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時