EP1 ページ2
黒子母「2人とも気をつけてね
忘れ物はない?」
貴「大丈夫です」
黒「ボクもです」
黒子母「楽しい高校生活を送れるといいわね」
貴「はい。いってきます」
玄関を出ると春風が吹いた
目の前には桜の花びらが舞い踊ってる
黒「綺麗ですね」
貴「同じ事思った」
黒「桜もですが…Aも//含まれてますよ//」
貴「え?私?」
黒「見慣れない姿だからですかね
制服似合ってますよニコ」
貴「ありがとう//
セーラー服着てみたかったんだよね
テツ君もブレザーも似合ってたけど
学ランも似合うね」
黒「Aに言われると照れます//」
貴「私も//」
学校に着くと部活の勧誘声が響き渡っていた
黒「本当に…いいんですか?」
貴「うん。
テツ君と一緒に戦う
そう決めた」
黒「そうです…ね
では…出しに行きましょう」
私達は門をくぐった
覚悟を胸に抱いて…
真っ直ぐバスケ部に入部届を出しに向かう…
「君可愛いね♡サッカー部のマネージャーやらね?」
「野球部のマネージャーはどう?
甲子園目指そう!」
「は?ラグビー部のマネージャーになるんだよこの子は!」
…勧誘の嵐で…進めない汗
貴「テツ君泣」
黒「ボクではどうにも出来ません
Aの分の入部届出しときますよ」
貴「お願いします泣
教室で合流しよ泣」
テツ君は苦笑しながら人混みに消えた
私もなんとかココから脱出を汗
?「オイそこどいてくれ」
人混みを掻き分けてくれた
今だ!
貴「もう部活決めてるので…すいません!」
掻き分けてくれた男の子の後を追うように走った
無事に靴箱まで辿り着いた
さっきの男の子にお礼言わないと
彼が開けた靴箱は私と同じ1-B
あ。同級生なんだ
貴「あの!」
火「?なんか用?」
貴「さっき道を作ってくれてありがとう!」
火「道?そんなんしたか?覚えてねぇわ」
素っ気なく返されスタスタ歩きだしてしまった
目すら合わせて貰えなかった
人嫌い…なのかな?
貴「私も1-Bなの!
黒子Aです!よろしくね
背高いよね!190くらい?」
火「ああそんくらいだな」
自己紹介したのにしてくれない
教室までまだ距離がある
貴「スポーツとかしてた?
バレーや…バスケとか!」
ピタ
スタスタ歩いていた足が止まった
火「…バスケ好きなのか?」
貴「私は運動音痴だからやれないけど
見るのは大好き!
幼馴染がやってるのをよく見てたから」
背中を向けてた彼が振り返った
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mipon(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます(∩´∀`)∩更新頑張りますのでご愛読して下さい! (2019年9月13日 23時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 更新楽しみにしてます! (2019年9月1日 10時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2019年8月30日 22時