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第45話 夢小説 ページ46

「…別にいいし、自分で買うし……銀時の性格なんてわかり切ってたし……」





「ほらA拗ねるな、買ってやるから」






「っきゃー!!!!さっすが彼氏!!晋助大好き!!!!」






「ちょろいな」






「そこは黙ってようぜヅラ」







嬉しさのあまり晋助に飛びついた。身長は低いが男なので一応受け止めてくれる。



小太郎の声がちょいと耳に入ってきたがそのまま流した。





え、理由?小太郎が好きだからに決まってんだろ(キメ顔)








その後も色々回って、私のお腹は満帆だった。





なのに。隣に歩く三バカは女子から貰ったたこ焼き、お好み焼き、ポテト、パフェをバクバク食っている。




廊下を歩いていると後輩とかがボンボンくれたのだ。モテるって便利だよね。







はいそこ!!!!!性格悪いとか言わないっ!!!!






『ぴーんのーんぱーんぽーん。ん”ん”っ…


えー、10分後にキャンプファイヤー…はもうやってるわ…



えー、フォークダンスをする時間になります。踊る生徒は運動場へ出てください。




ぴーんぽーんぱーんぽーん』







いつの間にかそんな時間になっていたのか。窓の外を見るとやはり薄暗くなっていた。









「すげぇ…でか……」





すべて食べ物を平らげ運動場に出ると銀時がポツリと呟く。



キャンプファイヤーの火は2階くらいの高さまで燃え上がっていた。





「俺まだ食い足りねえから購買行ってくらぁ」






「俺糖分不足で死にそうだからさっきのカフェ行ってくるわ」






「……え…」



「おい貴様ら…」






2人はさっさとどっかへ行ってしまい、小太郎と私だけが残った。グルだったんだねあいつら。







「……踊るか?…Aが良ければ、だが」



「え?」




「晋助じゃないけど踊ってやるって言ってるんだ」






少し照れ臭そうに言っている小太郎は控えめに言って天使だった。




そっと差し出された手に、自分の手を重ね答える。






「……仕方ないから踊ってあげるよ」







天邪鬼な私を許して。心は凄く踊ってるから。






でも、きっと今の私の顔はとても笑っていると思う。






だって、木の陰から覗いている2人が凄く嬉しそうな顔をしていたから。






だから、自信を持って笑えていると言えるよ。







ふんわり小太郎から香る自分と同じ匂いを感じて、フォークダンスを2人で踊った。

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設定タグ:銀魂 , 桂小太郎 , 高杉晋助   
作品ジャンル:ラブコメ
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ちゃむ - 面白いです!!やっぱちょっと下ネタ入ってる夢小説が一番面白いですよね!特にヅラのにゃんにゃんが地味につぼってますw今度友達に言おうかな…?あ。あと5話の席の配置の説明ヅラの位置が誤字ってます!時間あるときに訂正お願いします♪ (3月25日 22時) (レス) @page6 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)
白愛(プロフ) - ゆききさん» ありがとうございます!!更新ペース上げられるように頑張ります…(小声) (2019年4月19日 19時) (レス) id: ae50fd5e0d (このIDを非表示/違反報告)
白愛(プロフ) - 茉莉さん» ひええええ!ありがとうございます!高杉フルボッコ大好きなんですよ() (2019年4月19日 19時) (レス) id: ae50fd5e0d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきき - めちゃくちゃ面白いです!更新楽しみにしてます!! (2019年4月12日 21時) (レス) id: 2dedf68d57 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - めちゃくちゃ話のテンポいいし面白くて好きです!高杉娘役は…もう(笑)更新楽しみにしてます。頑張って下さい! (2019年3月25日 14時) (レス) id: 51e720f33e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結鶴 | 作成日時:2019年1月27日 16時

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